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標高770mから2967mまで登る日本三大急登の一つに行ってきた。とにかく長くて山頂まで6時間もかかってしまった。松本に住んでいたときによく行った北アルプスは3~4時間あれば稜線に出れるからすごい違いだ。このコースを日帰りで行くのは普通の登山者には難易度が高いらしく(ランナーのみなさんなら普通に日帰りでしょうけど)平日ということもありコース上で出会った(見かけた)人は達人ばかりでした。ぱっと見で山を歩きなれていることがわかるし変な?オーラが出ている(気がする)。

 

1人目:白いおじさん(白い恋人的な感じw。遠くから見た感じ何色かで判別)
脚の運びがスッスッとスムーズなので後ろについてみた。登山靴にデイバッグ。笑っちゃうくらい動作がスムーズ。自分は足元がドタバタしているのがよくわかる。ペースも速くおじさんを追いかけていたら同行者のポーリンとやまちゃんを後方に置いてきてしまった。そのくらい速い。おじさんが休憩中に前に出たが、補給食中にまた先行されてしまった。こちらが山頂まであと1時間かかるくらいのところで下山する白いおじさんとすれ違いその後会うことはなかった。

2人目:緑のお兄さん
序盤で見かけて速いなと感じたが基本的にはこちらが先行。休憩のタイミングで前後する感じ。中身の少ない巨大ザック(70リットル程度)にランニングシューズという不思議な装備。帰りに温泉で会ったら、電車で長坂まで来て登山口まで10km歩き、テントで仮眠してから山頂まで往復したという。仮眠用のテントを駐車場にデポしたので中身の少ない巨大ザックということになったらしい。



3人目:テンション高いお姉さん(一般的におばさんと言って差し支えないかと)
3日に一度は山に登っているという。甲府で生花を教えているとか。明日は富士山に登るんだー!と言っていました。黒戸尾根日帰りした翌日に富士山登山とかよくわかりません。貧血だからゆっくりと言っていましたがけっきょく下りの後半までたびたび一緒になりました。

4人目:白いおじいさん(60~70歳くらい?)
下りの中盤でぶち抜かれる。手がかりロープもない急なはしごを、手ではしごをつかむことなくトレイルを歩いているかのようにスタスタ降りてきた。装備はイオンでカゴに入って売られていそうなスニーカーとデイバッグ。ウェアは作業着(ワークマンな感じ)。登り返しでおじいさんに追いつこうとハアハアするも登りの間に追いつかず。下りを走ってもなかなか追いつかず「おじいさん走っているのか?」と疑い始めたころやっと追いついた。終盤走りやすいトレイルを標高差800mくらい爆走したが、駐車場で「疲れたねー」と立ち話している間に、おじいさんが「お疲れさーん」と涼しい顔で下山。


達人の装備はスーパーで買えるもので十分なようです。自分たちとは異なるコミュニティにすごい人はいくらでもいると思いました。特に白いおじさんはTJARとかトルデジアンとかやれるのではないかと思いました。

黒戸尾根ヤバイ

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なぜか砂漠にひかれサハラ・アタカマ・ゴビ・南極でおこなわれたレースに出場。これからも世界の絶景を見に行きたい。
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