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午前中は買い物。去年来た時に買ったお皿と同じデザインのサラダボウルを買う。その他多少の土産物を買った。午後はコインランドリーで洗濯を回しつつ荷物のパッキング。続いて仕事(システム系)。帰国後にスムーズに日常生活に戻る準備という感じ。ユーコンに来るときは日程に余裕を持つもののそんなに遊ぶことがあるわけではないので、何事もなければ普通に生活しているような時間の流れになる。明日の朝の空港送迎の予約して帰国準備完了。

夜はホワイトホース在住の日本人グループと食事。またゴールデン桜寿司に行く。月曜日と火曜日は20%OFFというかなり思い切った価格になっていた。日本食レストランが増えたから競争しているのだろうか。自分はSUSHI COMBO #4にした。1貫が大きくて食べごたえありおいしい。

杉本さんにレース用のソリを預かってもらった(そこから櫛田さんのオフィスへ)。次にソリに会うのは2年後でしょうか。3年続けてきたから、これでしばらくはユーコンのレースのことを考えなくてよいのはほっとしたような少し寂しいような不思議な気持ち。ほんとうに素晴らしい経験をさせていただきました。

また必ずユーコンに遊びに来ます。ありがとうございました!

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午前9時から取材対応。インタビューの撮影をおこなう。外の景色のいいところで撮りましょうということで、シップヤードパークでおこなった。Yukon Arctic Ultraのスタート地点。懐かしい。その後取材チームとTim Hortonでコーヒータイム。いろいろな話ができて楽しかった。13時ごろ松村さんと待ち合わせてパンダパンダへ昼ごはんに行ったら、パンダパンダは3/15~4/2は長期休暇で閉まっていた。ハイカントリーインのカフェで昼食にしているときに櫛田さんと連絡が取れたのでハイカントリーインに来てもらって合流。レース報告などおこなう。櫛田さんに飛行機でお持ち帰りできないホワイトガソリンを引き取ってもらう。櫛田さんにソリをオフィスに置いて帰ってもいいと言われるが少しだけ考えることにする。ホワイトホースにソリを置いて帰るということは、次もホワイトホースで使う(Yukon Arctic Ultraに出場する)ということになってしまうから。

ホテルに戻って荷物整理とランドリーで洗濯を開始。ある程度きれいにして持ち帰り、帰ってからの手間を減らしたい。19時にレース閉会パーティのためハイカントリーインに行く。閉会式はそもそも参加者が少ないこともあってとてもアットホーム。完走していない人も、取材チームまですべての人に対して主催者マーティンがコメントをし表彰をしてしまうという自由さだった。イヌクシュクのオブジェも完走していない人ももらえる。優勝者はサイズが大きかったりはするが、なぜか出場者ですらない取材チームディレクターにもオブジェが贈呈されていた(笑)

閉会パーティが終わってジャズさんと少し話す。ジャズさんは取材チームのドライバーとして参加していて、2015年のYukon Arctic Ultraも取材チームのサポートとして参加。イーグルプレインズで「おれを覚えているか?2年前にスノーモービルの後ろに乗せたんだぞ」と話しかけられて再会していた。2015年はリタイア後のドッググレイブレイクからブレイバーンまでジャズさんのモービルに乗せられて山から脱出したのだった。「次はいつユーコンに来るんだ?」と聞かれたので「たぶん2年後かな」と答える。2年に1度の430マイルは来年はないため。なのでソリは櫛田さんに預けて帰り2年後に430マイルを目指すのを基本的な計画にしようと思う。(←もうこんなことはやらないと思った辛さを忘れかけている)

明後日早朝にユーコン出発なので、明日がホワイトホース最後の一日。

6633 arctic ultra完走しました。3年分の想いをこめて、完走したら泣くかと思っていましたが「うわー、ほんとにこんなところまできちゃったよー」でした。

ただ午前4時半ごろフィニッシュして、それからしばらくして最終ランナーがフィニッシュしたら撤収準備が始まり、夜が明け切る前に車で出発してイーグルプレインズに戻されてしまいました。なのでタクトヤクタック滞在3時間!体拭いて食事して荷物まとめておしまい!タクトヤクタックがどんな町なのか夜景しか見ていません。北極海も50m先くらいらしかったのですが見ていません(涙)







8時起床。7時間たっぷり眠れた。午前中はわりとのんびりできるのかと思ったらそうでもなく朝食を済ませるとすぐ9時30分に出発。

ドーソンシティを出て昨日来た道を少し戻って?デンプスターハイウェイに入る。この先は小さな集落しかなさそうだし道も悪いのかと思ったら、車は昨日と変わらない道を100km/hほどで走っていく。途中2回景色のいいところで車を停めてくれて、外を歩いたり写真を撮ったりできた。今日は暖かく(マイナス15度くらいだが直射日光があるので)風も弱いのでレース中もこんな感じならいいのにと思った。北に行けば行くほど木は生えていないし、あっても背が低くなっていくので風が吹いたら大変なことになるのは想像できる。どのくらい大変なのかはよくわからないが。

14時40分ごろイーグルプレインズに到着。イーグルプレインズは道の駅のような雰囲気。景色が素晴らしい。今日はここに宿泊し明日の朝9時にここからレーススタート。部屋でスタート時の状態にソリをセッティング。レース中に頻繁に使うものはザックへ、確実に使うものはソリの前方へ、たぶん(ほとんど)使わないものは後方へ分けて準備完了。ドロップバッグは明日の朝レーススタート前に預けることになった。


今日は8時起床。9時半トレーラーに荷物積み込み。10時半ホワイトホース出発。550kmのドライブでドーソンシティへ向かう。ブレイバーンロッジで軽いお昼休みがあって17時にドーソンシティに到着。ダウンタウンホテルにチェックインし周辺を散歩。思っていたより普通に街だった。お店はみんな小さいけど。19時半から夕食。そのあとSOURTOE COCKTAILという儀式に参加。ここから北に向かう人が凍傷にならないように、カクテルに沈められた凍傷で切り落とされた指に唇が触れるまで一気飲みするというもの。儀式なのでちゃんとやりましたが、基本的にお酒飲めないのでくらくら。儀式を受けた証明書をもらいました。明日は午前中は少しドーソン散歩する時間もあるかも。それからさらに500km先のイーグルプレインズに移動します。



朝8時30分に起床。9時30分ごろからホテル移動のため荷物運び。ハイカントリーインのチェックイン時間は15時なので、先日からハイカントリーインに泊まっている松村さんの部屋に荷物を運びこませてもらう。1回目の荷物を運んでからモーテルに戻ってチェックアウト。れなっちとすべての荷物を運んで移動。荷物が重くてたった徒歩10分程度の移動中に何度か足をとめて休憩し、ハイカントリーインについたらロビーのソファーでぐったり。

主催者マーティンが通りかかり私と松村さんが揃っているのを見て「キットチェック(必須装備チェック)できるか?」とのことで11時から松村さんの部屋で装備チェックを受けることになった。装備チェック各個人の部屋でおこなうので、普通なら私の場合は夕方チェックインしてからになるので、午後にブリーフィング、装備チェック、練習会?(初参加の人は必須)と休む間もなく連続かと思っていたので助かった。私の荷物は松村さんの部屋に揃っているため主催者の手間も省ける。当たり前の装備はユーコンアークティックウルトラの装備チェックを通っているため心配なかったが「ミラー」と言われ「思わず松村さんに義務装備リストにミラーなんてありましたっけ?」と聞く。やっぱりないとのこと。でも2人とも自己判断で凍傷チェックの鏡(主催者の意図もそれ)を持って来ていたので通過。

ハイカントリーインのレストランで昼食にして14時からブリーフィング。去年までのユーコンアークティックウルトラも集合・ブリーフィングはこのホテルなので同じ場所(大部屋)でブリーフィングかなと思ったら、なんと普通の会議室だった。ユーコンアークティックウルトラの参加者も少なかったが、こちらはもっと少ない。早口英語のブリーフィングは聞き取れず眠くてくらくらしていたが、一つだけ重要なことが聞き取れた「レース中はヘッドホンで音楽禁止」これはすぐに眠くなる自分にとっては死活問題。続いて「昼間は車がよく来るから」と言ってた気がしたので、松村さんに「時間帯によりだったりしませんか?(夜ならOKとか)」と聞いたが「ヘッドホンじゃなく片耳ならいいんじゃない?」とか言っている。

ブリーフィングが終わってからチェックインし荷物を自分の部屋へ運ぶ。そういえはハイカントリーインはアパホテル系列だとか?部屋にアパホテルの本はありませが。マウンテンスポーツにちょっと買い物に行って戻るともう練習会?の時間。17時30分にクロンダイク号の前の広場に集合なのでソリを引いて向かう。集合してからみんなでソリを引いてユーコン川沿いを上流へ進む。広くなっているところでビバーク態勢を作り、ストーブに火を付けるというのが課題。ビバーク態勢は誰もポールを使ってテントを立ち上げずごろ寝なんですが大丈夫なのかな?自分も今回は時間節約でできるだけごろ寝にしようと思っているので、なんかみんなが吹きっさらしでごろ寝で主催者もNGを出さないことにほっとした。ストーブに火を付けると円形に炎が出るところ半円にしか出ない。なんかやばいぞと思ったらマーティンが来てOKか?と聞くので「OKだ」と返す(OKじゃないけど)。日本出発前にテストしてOKで、でも念のため掃除してまたテストしてOKだったのにここでおかしくなるとは。

ホテルに戻ってソリをチェックすると車輪を固定するナットが取れて紛失していた。輸送するときにばらしたり組み立てたりする部分なので念のため予備のボルトとナットをいくつも購入してあるので問題はないがたかが数キロで紛失してしまうのはちょっとまずい。新しいナットを力を込めて占める。夕食は昨日まで宿泊していたモーテルのそばにある「パンダパンダ」というヌードル屋へ。怪しいたたずまいでいままではパンダパンダに行くくらいならマクドナルドへという感じだった。閉店40分前(21:30終了のところ20:50)で店員さんはお店のかたずけをしながらめんどくさそうな対応。でもOKだというのでメニューを見せてもらい店員さんお勧めのワンタンメンを注文。お料理が出てくるのを待つ間にもお店の閉店準備が進み、周りのテーブルの上に椅子が積み上げられていきます。しばらくして麺登場。すごくおいしい!(特に麺よりも具が)れなっちは別のメニューを頼んだので少し交換して食べてみたがどちらもうまい。パンダパンダなかなかやるな!れなっちは明日もパンダパンダに行くことにしたらしい。



ホテルに戻ってからうまく燃焼しなかったストーブの対応。分解しもう一度組み立てる。出発前に分解したときにこれはなんだ?と思ったシェーカーニードルという部品を説明書をきちんと見ながらセット。外に出て火をつけるとうまくいった。部屋で明日の出発に持っていく荷物を整理。けっきょくほとんどの荷物を持っていくことになり、ハイカントリーインに預けるのはがらがらのスーツケースのみ。主催者はこの大量の荷物と参加者全員をどんな車で運ぶのか気になる。たぶんブリーフィングで説明していると思うけど聞き取れていないからよくわからない。

これでホワイトホースを離れ北に向かいパソコンは持っていかないのでもしかしたらスタート前最後の更新の可能性あり。たぶんあと2泊ドーソンとイーグルプレインズでもwifi使えると思うけど。まあ一応いまのところの作戦を書いておくと、基本的には「がんがん行こうぜ!」体力面の不安はないのでペースメイクはあまり神経質にならなくていいかもしれない。怖いのは風で場合によっては進めなくなってゲームオーバーの可能性もある。バラクラバのテスト結果が微妙なので強風を正面から受けたときの顔の凍傷も要注意。最初の3日が難しくて特に強風なところ(マヒャド地帯。そこの景色が素晴らしいらしいのだが)に1日目の夜に差し掛かる。そこでもっとも厳しい峠で力尽きないように、その手前で早めでも行動を打ち切って一度寝るつもり。それによりフレッシュな状態で強風に突っ込み、かつ明るい時間い素晴らしい景色を楽しむというように持って行ければと思っている。まずはそこを超えてから後の流れを考えます。基本は明るい時間帯を有効に使うため夜ひっぱり過ぎずにきちんと寝たい。

 

昨夜はなぜかまったく眠れず仕方なく朝まで仕事をして過ごす。8時から1時間半だけ寝て、10時から取材対応。昼からもう一度寝て15時半かられなっちと雑貨屋をぶらぶら。17時にモーテルに戻り、おしゃべりをしながら櫛田さん、杉本さん、それからロストしていた荷物を空港で受け取ってきた松村さんと合流。朝日屋に食事に行く。朝日屋で高山さんも合流。レースの話よりはそれぞれの積もる話的なことがほとんどで楽しかった。あとレース後に宿泊するホテルを予約してあったのだが、デンプスターハイウェイの通行止めが頻繁に発生していて予定通りにホワイトホースに戻れるかわからないのでキャンセルした。戻ってきてから今夜泊まれるか聞けばいいや。装備があるからキャンプしてもいいし。

モーテルに戻るとメッセンジャーで現在イヌビックにいるというリヤカー冒険家の佐々木さんから連絡をいただきメッセンジャーで通話する。会ったこともないのにデンプスターハイウェイの状況や地形、キャンプをしやすい場所、目印の情報を詳細に教えてくれた。その他、気を付けること、装備の話などノウハウに至るまでたっぷり3時間近いレクチャーを受けた。なんていい人なんだろう。ありがとうございます!

佐々木さんは予定通りにいけば3/17にタクトヤクタック着だそうで、私のレースは3/18フィニッシュ関門なのでタクトヤクタックで佐々木さんに出会うことになる。きちんとフィニッシュできればいいが、話を聞くとあまりの厳しい環境に自分にできるという確信はまったく持てませんでした。人をなぎ倒す体感気温マイナス50度の風とかやばすぎます。RPGで氷系の攻撃を受け続けている感じです。さっそく携帯するレース計画の裏面に教えていただいた情報をまとめました。

最初の3日くらい(特に一晩めの判断が難しそう)が山場なので、下手すると2年前みたいな瞬殺もあるかも。嫌な思い出がよみがえるなあ・・・。ベストを尽くした結果ならもうなんでもいいやと開き直ります。
  

朝8時にハイカントリーインに行き松村さんと合流。今日はフィッシュレイクにトレッキングに行く予定だったが、松村さんのソリがバンクーバーでロストして届いていないので、その状況で丸1日町から離れるのは不安だろうということで近所に走り(歩き)に行くことにした。ウエアは本番と同様にして装備の確認をおこなうことにする。ただゴーグルではなくメガネにしてきてしまった。気温はマイナス25度でテスト環境としてはよい条件。

バラクラバをしてメガネをかけるとすでに知っていることとはいえ、やはりどうやっても一瞬で曇って凍り付いてしまう。かといってバラクラバをしないわけにもいかないし。メガネは役立たずなのでバラクラバのみで進む。バラクラバで上がっていた蒸気(息)がまつ毛や眉毛を凍らせていく。バラクラバをしていない松村さんは凍っていない。今日はノースフェイスのエクスペディションバラクラバを使っているが息の抜けが悪く蒸気が上に上がっている感じ。使いやすさの点で課題のあった去年まで使っていたアウトドアリサーチのバラクラバのほうが息の抜けがいい。アウトドアリサーチのバラクラバを自宅に残して持ってこなかったのを少し後悔。今回使いやすそうなバラクラバ、マスクを2つ買ったので去年までのは出番がないだろうと置いてきてしまった。

あと気が付いたことは体に圧迫感があって妙に疲れること。実験したい装備をザックで背負ってきていてある程度の重さがあるのとウェアの下にハイドレーションを背負っているのが重なって体を疲れさせている感じがする。ウェアの下のハイドレーションは凍ることもなく給水はしやすい。汗をかいてがんがん進むことができるように考えてみたが、これで余分に疲れてしまうのは避けたい。

カメラのテストもおこなう。低温に強そうなオリンパスのTG Trackerをあえてむき出しのまま持って、冷え冷えにして写真や動画を撮る。期待通りまったく問題なし。松村さんのソニーのアクションカムは仕様としてはオリンパスと同じマイナス10度までが動作温度だが即死。去年までのオリンパスTG4(コンパクトデジカメ)の実績を見て今回撮影機材はすべてオリンパスにしたが、TG TrackerもOMD(ミラーレス一眼)も問題なし。ただOMDは途中でSDカードが書き込み禁止になっていますという謎のエラーが出て撮影できなくなってしまった。ただこちらは戻ったあとでカードの内容を確認したら最後に撮影したファイルが壊れていてそれが原因。データをパソコンに移しカードをフォーマットしたら直った。撮影して保存中に電源を切ってしまったか、または低温で電源が切れておかしくなったかということが考えられるけど、電源は入っていたのでバッテリーの問題ではない。ただレース中に同じことがあると困るので通常はTG4(コンパクトデジカメ)を使って、オーロラ用にOMDを温存しておいたほうがいいかもしれないと思った。

12時にモーテルに戻ってから、れなっちも一緒にアウトドアショップ、マクドナルド(昼食)、スーパーで夕食の買い物をして15時戻り。眠くなったので昼寝(?)完全に時差ボケで直す気配なし。夜遅くまで起きていて夕方寝ているので直るわけがない。19時に松村さんが一緒に夕食にするために来て目を覚まし起きる。れなっちが夕食を作ってくれて今日のメニューはステーキ。

22時ごろ松村さんが帰ってからバラクラバとゴーグルの組み合わせでゴーグルがどのくらい曇るかテストに出かける。町のなかでバラクラバとゴーグルで完全装備で早歩きしているのは人が見たらちょっと怖い気がする。夜の部のテストはノースフェイスのバラクラバではなくCOLD AVANGERというメーカーのバラクラバ。こちらは口・鼻のところがゴムのカップになっていて息を抜く穴も大きく息が上に上がってこない期待大。それでもはあはあ呼吸しながら歩き回ったら曇って凍り付いた・・・。あとはレースしながらバラクラバとゴーグルの付け方を工夫するとか場合によってはナイフで切ってより息を抜きやすくするとか工夫していくしかないかという感じ。

あと日中のハイドレーションを背負ったことによる圧迫感があって疲れる件は(実際それが理由かは明確ではないが)、ハイドレーションがなくても十分水・お湯を運搬できるサーモスを持ってきているので、たとえば体力が充実していてアップダウンの多い序盤だけハイドレーションで水分補給し、途中からはハイドレーションを脱いで解放されるというやりかたもありかもしれない。

今夜も松村さんのソリはホワイトホースに届かず。他数人の選手のソリも同様にロストしているとのこと。あと2日あるのできっと届くと思うけど、万一の場合はホームセンターでリヤカー購入か?ソリは義務装備ではないし荷物のロストが発覚したとき主催者は「スーツケースがあるじゃないか!(笑)」とみんなを励ましていたらしい。
  

10時に起床。アクションカムの電池を充電しておこうと思いスマホの充電に使っているアダプタを共用してもいいかなと思い、念のためアクションカムとスマホのアダプタの出力を見ようとしたら見えない。30cmくらい離すと見える。これは、まさか!老眼!?30cmより近いと小さい文字が見えず離れると見えるようになっていく。

ひとしきりシステム仕事をしてから、マウンテンスポーツへホワイトガソリンと防水マッチを買いに行く。シューズ売り場に日本人の店員さんがいて「樺澤さんですか?」と声をかけられた。去年のユーコンで知り合ったホワイトホース在住に日本人のお友達で、直前に来ていたお客さんが6633の参加者で「日本人も出るよ」と話をしていたんだそう。ホワイトホースの気温は一度暖かくなり雪も解けたが数日前からマイナス20度以下に下がり景色も真っ白になったとのこと。また私がユーコンに来ると寒くなると言われるかも(光栄なことですが)。来るたびに「こんな冷えることは滅多にないよ!」という冷え方をするんだよな。

一度モーテルに戻ってかられなっち&空っちを連れてアイスクリーム屋へ行く。2年前に見つけて入ろうとしたらお休みだったお店。気温はマイナス20度ですが。スーパーで買い物をし(カレー粉は見つからなかった)土産屋・おもちゃ屋・雑貨屋を回る。モーテル出発が16時と遅かったのでお店は閉店準備中な感じ。日用品のお店以外はだいたい17時から18時に閉店する。

戻って眠くなったので昼寝(?)。起きると空っちが泣いていたのでデシベルメーターのアプリをインストールして空っちの前に置いてみる。
最大戦闘力は83デシベルで目安を調べると、
80db:地下鉄の車内
90db:ブルドーザー
100db:電車のガード下
110db:自動車のクラクション
120db:ジェットエンジン
ということだった。


今日の記録書いて(いまここ)、夕食にして、明日の準備して寝ます。
今日は日常生活でしたが、明日は朝から今夜到着の松村さんとフィッシュレイクへ自主トレに行きます。



午前中にストーブの最終点検で火をつけてパッキング。前日にばらして少し掃除したので念のため。最後にジョギングに出かける。13時半にタクシーを呼んで大量の荷物を積み込みたまプラーザ駅へ。ここから成田空港まではバスで約2時間。16時15分に到着。

空港では松村さんが待っていてくれて、松村さんは明日出発だが私の出発シーンの撮影とソリを預けるときに追加料金がどうなるのかの偵察。朝から何も食べていないので「さぼてん」で遅い昼食にする。私の荷物は制限サイズぎりぎりの預け荷物2つ、ソリ(サイズオーバー)、持ち込み手荷物1つだが、れなっちが一緒なのでソリの分をれなっちの荷物として預け、個数オーバーにならずサイズオーバーのみの追加料金で済ませる。追加料金は100カナダドルで思ったより安くできてよかった。追加料金はその場でカード払い。帰りは食料がなくなった分で荷物の個数を減らさないとれなっちがいないので個数オーバーで追加料金が高そう(たぶん個数減らすのは無理)。

搭乗ゲートに行くとすでに搭乗が始まっていてぎりぎりの時間で機内へ。今日は家を出る時間からすべてぎりぎり行動でまったく無駄がない(笑)飛行機に乗って、夕食→君の名は(映画)→睡眠→朝食でバンクーバー着。バンクーバーは雨期でやっぱり雨。ここでの乗り換えは7回しているが晴れていたことはたぶん一度しかない。バンクーバーではカナダ入国審査を通ってから一度荷物を受け取る。オーバーサイズのソリは一般のターンテーブルと別の場所で受け取った。バンクーバーからホワイトホースは小型の飛行機で2時間ちょっと。15時30分に到着。バンクーバーの気温は7度だったがホワイトホースはマイナス15度。



ロビーに出ると6633主催者のマルティンが待っていてくれた。マルティンとは事前にメールで質問やらいろいろやりとりをしていて、その時に「自分は英語苦手だから、簡単な単語でゆっくり話してもらえたらありがたいです」と送ったら「私も日本語できないから気にするな」と返してくれたりした。それで実際に会ってすごくニコニコしながら話してくれたので安心できた。ほんとうは英語をもっとしっかり勉強した上でのレースであるべきとは重々わかっているんだけど、体力レベルを上げようとすると(維持がやっとだけど)なかなか英語に使える時間が少なくて行く先々でいろんな人に救われています。
荷物も無事にすべて出てきた。オーバーサイズの荷物は通常のターンテーブルと違うところから出てくるのかなと思っていたら、通常のターンテーブルに出てきた。マルティンによるとソリは別の場所から運び出されることもあるし、ターンテーブルに出てくることもあるらしい。

マルティンが車でストラットフォードモーテルまで送ってくれた。荷物が多すぎなのでとても助かった。モーテルのキッチン付きのファミリールーム(24番。毎年使っている)に荷物を置いてからスーパーに買い物に出かける。さんざん滞在しているので特に新鮮味もなく普通の生活の延長のような感覚。モーテルのwifiパスワード聞いていないのにパソコン起動したら勝手に接続されているし(去年接続しているからパソコンが覚えているw)。マイナス15度というだけなら大して寒くないが今日は風があり正面から風を受けると鼻や耳が痛い。買い物でもバラクラバがあったほうが安心して出歩ける。明日の食事をカレーにしようということでカレー前提の食材を買ったがカレー粉を見つけることができなかった。明日もカレー粉が見つからなかったら別のメニューになる。

明日以降レースに出発するまでにオーロラ予報がよい条件になったら櫛田さんにオーロラツアー(お仕事として)を申し込もうと思っていたが、明日からのオーロラ予報は今のところ低レベル。今日がレベル5(10までのうち)だが、さすがに今日は眠くて仕方がないのでツアーする気分じゃない。夜中に自分一人でユーコン川沿いに散歩してオーロラの様子を見ようと思う。今回レース中にオーロラ撮影したいので実験しておきたいし。れなっちは2年前に来た時にオーロラ爆発を見ているので「都合が合わなければ仕方がない」というスタンス。あとうっかりしていたのがカナダでも普通の車はチャイルドシートがないと赤ちゃんは乗せれないということ。ジュニアシートなら用意があるらしいが、通常のオーロラツアーに赤ちゃん連れは想定されていない(笑)いざとなれば安いのを買ってしまうのもありだと思うが、そんなこともあってれなっちは「今、空くんにオーロラ見せてもわからないし、どうせ2年後に来るから(YAUの430マイルリベンジでw)そのときにオーロラツアーすればいいよ」と言っている。

深夜オーロラが出ていないか様子を見にユーコン川沿いへ散歩。しかし思った以上に明るくライトアップされていて、街の明かりが目に入らない場所が見つからずオーロラも見れずモーテルに戻る。すると櫛田さんから「オーロラ見えているがダウンタウンから見えるか?」とメッセージが入っていたので、もう一度出かけて今度は確実に明かりが入らない場所を目指し街はずれへ。クロンダイク号のそばからユーコン川・リバーデール方向を見ると明かりが少ない。しかし写真も撮ってみたがオーロラは見れなかった。しかしオーロラが出たときの撮影手順・設定を予行練習できたのでよしとする。帰り道顔が冷えて痛くなってきたのでバラクラバを着けようと思ったらザックに入れたつもりだったのにない。口と鼻が痛いので手袋で顔を押さえて走って帰った。バラクラバは床に落ちていた。危うく街で凍傷になるところだった。気温はマイナス22度。過去2年は自分が帰る2月下旬で0度くらいまで気温が上がって雪が解けていたのに今年はキンキンに冷えています。



深夜オーロラが出ていないか様子を見にユーコン川沿いへ散歩。しかし思った以上に明るくライトアップされていて、街の明かりが目に入らない場所が見つからずオーロラも見れずモーテルに戻る。すると櫛田さんから「オーロラ見えているがダウンタウンから見えるか?」とメッセージが入っていたので、もう一度出かけて今度は確実に明かりが入らない場所を目指し街はずれへ。クロンダイク号のそばからユーコン川・リバーデール方向を見ると明かりが少ない。しかし写真も撮ってみたがオーロラは見れなかった。しかしオーロラが出たときの撮影手順・設定を予行練習できたのでよしとする。帰り道顔が冷えて痛くなってきたのでバラクラバを着けようと思ったらザックに入れたつもりだったのにない。口と鼻が痛いので手袋で顔を押さえて走って帰った。バラクラバは床に落ちていた。危うく街で凍傷になるところだった。気温はマイナス22度。過去2年は自分が帰る2月下旬で0度くらいまで気温が上がって雪が解けていたのに今年はキンキンに冷えています。
<星の写真説明>
ISO200, 15秒、24mm(35mm換算)、F2.0
写真中央部ひし形が春のダイアモンド。上:りょうけん座・コルカロリ、右:しし座・デネボラ、左:うしかい座・アルクトゥールス、下:一番明るいのは木星で、その下写真ぎりぎりにおとめ座・スピカ。
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プロフィール
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かばっち
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男性
職業:
system engineer
自己紹介:
なぜか砂漠にひかれサハラ・アタカマ・ゴビ・南極でおこなわれたレースに出場。これからも世界の絶景を見に行きたい。
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