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(写真)帰宅してトロフィーとメダルをおかずに卵かけご飯を食べる。
ダラス8時8分に着陸。8時20分ごろ飛行機から降りる。成田行きのフライトは9時40分。9時20分ごろに搭乗ゲートに到着すればセーフだろう。1時間あるが普通に入国審査、税関、出国をやっていては間に合わない。飛行機を降りるときに一緒になった成田行きの日本人と一緒に入国審査へ。入国審査の交通整理をしている日本人スタッフに「乗り継ぎの時間が迫っている」と伝えると「American Airlines CONNECTION」と書かれた黄色い紙を渡され行列の先頭に行くように指示される。ダラスの入国審査は行きも別の日本人スタッフがいて「乗り継ぎ時間が迫っている人いませんか?」と聞いてまわっていた。緊急時にこういう人がいてくれるととても助かるが「日本人は英語が下手」という対策なのだろうか。
税関、出国も黄色い紙を見せて次々とパス。9時10分に無事に成田行きの搭乗ゲートに到着した。ここからまた13時間25分のフライト。飛行機降りていた時間は1時間ほどで24時間乗りっぱなしということになる。ダラスまでのフライトは夜だったし良く眠れたため暇をもてあますことはなかったが、続けて成田へ向かうとなるとそうそう寝てもいられない。飛行機は9時40分発で日付変更線を越えて14時5分成田着である。
ダラスの朝に出発するので機内は明るくても良さそうなものだが、最初に軽食が出された後は機内は明かりが消されずっと暗いまま。自分の席の照明だけ点けて読書したり旅の記録を書いたりして時間をつぶす。読書は読みたい本があって持って行ったものなので「時間をつぶす」ではなく有意義に過ごせたのかもしれない。アルゼンチンに行くときにはあまりにもよく眠れてしまってほとんど本を読めていなかった。ずっと読んでいると疲れるので休み休みで成田に到着する直前に読み終わった。もちろん13時間25分もあるフライトなので睡眠も取った。
成田に降り立つと気温は16度とかなり暖かい。夏から一気に冬へという変化になると思っていたが快適な気温だ。最後に心配なのは荷物。ダラスの乗り継ぎ1時間の間にスーツケースはきちんと乗っただろうか。実は家の鍵も円もスーツケースに入っていて荷物がこないと何もできないという状況になってしまっていた。無事に荷物は出てきて旅も終了。最後に成田に到着したらカレーを食べたかったのでカレーのお店に入ってビーフカレーとコーヒーフロートを食べる。
帰宅はバスで大宮まで行き、そこから埼京線。余分に時間がかかるような気もするが電車で都内経由だと乗り換えや座れなかったりするため一番楽そうな方法を選択した。16時45分成田発で3時間かかって自宅に到着(バス代2750円)。30日間の長い長い旅が終了した(移動のみの日が実は9日もある)。自分にとって夢の完結でもある。
今まで南極レースに向けて走り続けてきたが、これから先のことは白紙でありなんでもできるという目の前がぱっと開けた感覚と、当面目指すものがない(やるべきことはたくさんある)という寂しさも感じる。しかし「次の旅はウユニ(ボリビア)に行きたい」と目的地は決まっているので、それがまた日々の生活に刺激を与えてくれるのだろう。これから先どうなって行くのか、すべては自分しだい・・・。
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