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18時に朝霧高原の某所で鏑木さんと待ち合わせ。今日の天子山地の夜間試走を撮影するためランニングカメラマンとして派遣されてきた。全行程ついていけるわけがないので、事前のメールで私が先に最初の雪見岳に登って待機し標高を上げた先から撮影に入ることも提案していたが、天候も悪くそのときにならないとどこまで行くか確定できないので一緒にスタートすることになった。最初の登りを撮影しながらついていくのと、少しだけ下りも撮れればと思っていたため、雪見岳への登りの途中にある少しの下りのところで一度止まって私が前に出ることにした。下りで撮影している目の前を走り抜けたらフリーにして追走できるところまで追いかけて私は終了・下山する。鏑木さんはトップ想定タイムに近いペースで行きトップ目線でコースをチェックするのが目的なので邪魔をしてはいけない。

朝霧高原の国道にあった温度表示は2度で雨が降っている。山を登ったら雪になると思う。ウェアは下記のようにした。

(上)ロングスリーブ(finetrackメッシュ)
   薄手ロングスリーブ(finetrackドラウトエア)
       レインウェア(monbelストームクルーザー)

(下)ロングタイツ(C3 fit)
   レインウェア(monbelストームクルーザー)

車で登り口まで送ってもらいスタートする。雪見岳に続く尾根を登る。雨で濡れて急斜面はつるつる一歩一歩踏みしめて登っていく。急斜面過ぎてふくらはぎからアキレス腱にかけて強い負荷がかかる。踏み跡がはっきりあって大会コースの目印がついているから道に見えているけど、そうでなかったら単なる崖だと思う。ときどきずるっと滑ると急斜面で地面が目の前にあるためすぐに手をついてしまい泥だらけになる。

想像以上の暑さを感じ鏑木さんが水が足りなそうだというので、雪見岳折り返し予定の私の水を鏑木さんに補充。気温は氷点下だと思われるが、急斜面を登っていると体が発熱してどんどん汗が吹き出してくる。雪見岳への中腹あたりで鏑木さんのライトが完全に視界から消える。これで私のミッションは完了。でもこういう天気で稜線がどういう状況になっているか見ておきたい。遊びに来ているわけではないので本当は下山するべきだろうけど、雪見岳までは行くつもりと宣言して入ってきたし、鏑木さんが天子ヶ岳を下りる前に下界に戻れればいいよね。

鏑木さんを撮影しているときはかなり体がきつかったが、自分のペースになるとふわっと体が軽くなり楽に登っていく。やがて雪見岳山頂に到着(標高1605m)。山頂の直前くらいから地面は雪で白くなったが真っ白という程ではなく寒いとも感じない。もちろん力一杯登ってきたからで平坦や下り、またはこの先の稜線にいたら相当寒さを感じるのだろうけど。下りはUTMFのコースを逆走するようになるため、下から登ってくる想定で設置されたコースのマーキングが見えにくいかと思っていたが、とてもわかりやすく下山することができた。

トップ選手には5~10分程度しか追走できそうにないという現実は残念なことだが、少なくとも5分は撮影できるということでもありランニングカメラマンという役割は必要なんだということを実感することができた。

車でピックアップしてもらい鏑木さんが下りてくる天子ヶ岳登山口へ行く。カメラだけ持って登山口へ入りコースを逆走。しばらく走ると下りてくる気配がしたためカメラを構えて撮影開始。緩やかな下りだが石がごろごろと転がっていて足場が悪い。鏑木さんも細かくステップを踏んで、これはいい下り映像になりそう。ビデオカメラの液晶画面をチラ見しながら走っていると石につまずき転倒。前方に飛んで行ったカメラをすぐに拾い上げ、足を止めた鏑木さんに「大丈夫です」と言って走り始める。22時ごろフィニッシュして手を見ると皮膚がめくれて痛々しいことになっていた。(転倒したときの映像は転倒した音がしているのにカメラは少しの間鏑木さんを捕らえている。手を離れて飛んでいる状態?)

鏑木さんと試走以外でもいろいろお話することもでき、会話した内容をネットに書いたりはしないけど、1つだけどうしても・・・。しきりに「天子山地走るよりも、車を運転して帰るほうが大変」と言っていましたが、それは間違えていると思います(笑)

※今回撮影した映像はネットにアップしません。納品物です。


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なぜか砂漠にひかれサハラ・アタカマ・ゴビ・南極でおこなわれたレースに出場。これからも世界の絶景を見に行きたい。
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