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20120729.jpg日本スポーツ&ボディマイスター協会(http://www.body-meister.co.jp/)のJoyRun×砂漠マラソン講座のガイド(講師)をしてきました。

JoyRun東京砂漠ランニング猛暑の中無事に開催することができました!参加された皆様お疲れ様でした!
 
JoyRunとは文字通り「楽しんで走ろう」というコンセプトであり練習会や講習会とは少し異なるものであります。しかし樺澤@砂漠ランナーがガイドすることから、基本はファンラン(楽しんで♪)でありながら、いくつかのポイントで講習会っぽく実施しました。
 
講習ポイントは
1.暑さ対策をする
2.たまには体を大きく動かそう
3.砂地の走り方歩き方
4.砂漠マラソンの装備の重さを体験してみよう
 
場所はお台場海浜公園。大混雑するかなと思っていましたが猛暑の砂浜には人は少なかったです。最初はスローランニングでスタート。強い日差しの中、急激に体温が上がらないようにkm7分30秒~8分くらいのペースで走ります。これまで室内でおこなう砂漠マラソン講座もおこなってきましたが、実際に猛暑の中で走りながらの暑さ対策・給水の話はより実感がつかめたのではないでしょうか?
 
しばらく走ってから、荷物を下ろし短い区間を往復しながら股関節や腕の振りを大きく使って走る動き、さらに速い歩きのコツを練習します。すぐにできるものではないかもしれませんが、長く走ることに気が向いていると手足の動きが小さくなるため時には開放的に大きく動かしましょうという運動。
 
またしばらくゆっくり走ってお台場海浜公園の砂浜へ。ここで少し休憩して自販機でジュースを飲みます。日差しも強く気温は軽々と30℃を越える猛暑のため無理はしてはいけません。そしてここからが今回のタイトル「東京砂漠」の本番。砂浜にはサハラ砂漠と同じように固く締まった砂地、さらさらの脚を取られる砂地がまざっていて距離は短いながらもリアルに砂漠マラソンの体験と言えるでしょう。ここを速く走る・ゆっくり走る・歩くといくつかの力加減で走り歩き、砂地では力をロスしない体の動かし方を体験します。砂浜では水辺で遊ぶ子供達、パラソルの下でくつろぐ大人達の中でザックを背負って走っている不思議な集団になっていました(笑)
 
さらに砂漠マラソンの装備の重さを体験しようということでペットボトルに水を入れてザックに詰め込みます。実際の砂漠マラソンでは1週間の食料と寝食に使う装備で約10kgを背負います。それに近い体験をと思ったのですが、砂漠マラソンほど疲れていない状態で短い距離だとみなさん荷物重くしても元気いっぱいでした・・・。ここでパッキングの質問をいただいたので私が砂漠レースでおこなっているパッキングのお話も。
 
最後にスタート地点に戻り総括。今日は暑さ対策の話も多くしましたが、最大の暑さ対策は暑いときに外で運動しないこと(本末転倒ですが)。体験という意味で今日は暑い中走りましたが暑さに強くなるようにと常に暑いときにランニングをするのは体を壊してしまいます。また砂漠マラソンやトレイルランニングで強くなりたいと思っても常に重たい荷物を背負ってランニングするのも無謀です。砂漠マラソンで重い荷物を背負って1週間もの間レースをしていられるのは地面に砂が積もって柔らかいからであってアスファルトの上で同じことをしていたら関節を痛めてしまいます。無理しすぎないでくださいというお話で最後を締めさせていただきました。
 
ではまた、○○砂漠(次の企画はあるか?)でお会いしましょう!

P.S. 次は9月上旬くらいで企画できるといいのかな・・・なんとか考えてみよう。
 
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日本スポーツ&ボディマイスター協会(JSBM)様主催の砂漠マラソン講座の講師として砂漠マラソン講座アタカマ編を実施しました。アタカマのレースはDVD化されていて自分でも繰り返し見ているので一番細かいところまで記憶が残っているレースでもあります。
今回で私が経験した砂漠マラソンの体験談は一巡しました。
 
これまでの開催実績は
12/10(土)砂漠マラソン概要(告知期間が短く関係者のみのプレ開催)
1/14(土)モロッコサハラ編
2/11(土)エジプトサハラ編
3/24(土)ゴビ・マーチ編
5/26(土)アタカマ編
となりました。
 
今後の予定ですが、
6/16(土)JOYRUN×砂漠マラソン(実走編)
7/22(日)南極準備編
と続きます。
 
全てのネタをはき出したこの後はどうしましょうかね-?
毎月講座形式というわけではなく該当のレースが開催される3ヶ月前あたりに開催で、それ以外はお休みか実走編、もしくは私以外のアドベンチャー系ランナーを紹介してお話してもらうのも楽しいかもしれません。いろんなチャレンジをしてきた人がお話する場、毎月なんらかの冒険話を聞くことができる場があったら素晴らしいことだと思います。
 

日本スポーツ&ボディマイスター協会(http://www.body-meister.co.jp/)の砂漠マラソン講座で砂漠レースに対応するためのトレーニングと歩き方・走り方について解説をおこないました。これまでレースレポートにこのような内容をまとめていませんでしたがポイントを絞ってまとめました。アウトプットするということは自分の知識・技術の整理にもなりますね。
 
■トレーニング
(1)水をたくさん飲む
普通の1日で終わるレースではゴール後にいくらでも飲食できるため脱水症状気味でフィニッシュしても問題ありません。おそらくほとんどの人は給水で失われた水分を補い切れてなくレース後は汗で水分が失われた分だけ体重が減っていると思います。しかし砂漠レースでは食事・水とも制限がある上にゴール後も置かれている環境は変わらないため水が失われた状態を作らないことが体調を維持するために大切になります。走る前後で体重が変わっていないことが理想です。そのためには相当意識して水を摂らなければならず動きながら大量の水を飲む練習が必要です。
 
(2)長時間行動する
ゆっくり長時間行動します。基礎体力をつけること動き続けながら食事・水を摂る練習です。がんばってなんとかこなすのではなく、ある程度ゆとりを持ってできる時間・強度で繰り返し少しずつ長く動くことに慣らしていきます。
 
(3)複数日連続で行動する
砂漠レースと同様の行動時間を複数日連続でおこないます。しっかり体力のベースができていることが必要です。山に行き登山道を歩きキャンプ地で宿泊しながら3~4日できれば理想ですが、無理をする必要はありません。ある程度疲れている状態で翌日スタートしたり、体調が低下した状態からのリカバリーを経験しておくことが目的です。
 
■歩き方・走り方
歩く走るときは体の中心から動きが始まって最後に脚の先、腕の先が付いてくるイメージ。腹筋を意識すること。脚だけで走ると疲労は大腿前側に発生しますが、腹筋から動き始めて最後に脚が付いてくる走りになると腹筋と大腿後側(お尻)に疲労が発生します。動きながらときどき手で腹筋をさわると意識しやすくなります。慣れないうちは腹筋が疲れるため、腹筋・背筋など体幹を強くする(意識する)補強運動も合わせておこなうとよいと思います。

腕振りも大切で特に歩くときにはなんとなく歩くのではなく腕を後ろに大きく振るようにします。腕を真っ直ぐにして振らなくても肘をしっかり引けていれば問題ありません。体全体を使って前に進む意識を持つようにします。
 
この走り方ができあがると疲れてきてもフォームだけ意識していればペースは大きく落ちませんし歩きのスピードも上がります。砂漠レースでは走り続けることが難しいため、歩きである程度のペースを保てるのは有利になります。
 

20120114_1.jpg
日本スポーツ&ボディマイスター協会様にて実施している講習会(砂漠マラソン完走CLUB)の講師をしてきました。この講座は砂漠レースに出場してみたいという方以外に単に話を聞いてみたいという方も参加できます。
 
今回はモロッコスペシャルということでモロッコでおこなわれる(Marathon des sables)の話を中心におこないました。毎年3月下旬から4月上旬におこなわれるレースのため、今年のレースに出場する方が参加して準備の最終段階に役立つようにと考えました。今回参加された方には特別にモロッコのメルズーガ砂丘の砂を小瓶に入れたものをプレゼント。今回は18名のエントリーがありましたが、驚くべきことに長崎、福岡、宮城といった遠方から来てくださった方もいました。

20120114_2.jpg
講習の流れは私がモロッコに出場したときの記録写真を見ながら説明をしレース全体を1時間半ほどで流して、その後外でランニングを予定していましたが話が脱線したり(これは良い意味で)たくさんの質問が飛び交ったため、1時間半経過してもまだ7日間のレースの4日目あたり。これなら外で走るよりもこのままお話したほうが有意義ではないかということで予定を変更して3時間すべて講義の時間にしました。最終的にもレースのほうは4日目くらいまでしかお話できませんでしたが今年出場する方からの実践的な質問にたくさん答えられたのでよかったのではないかと思います。ただレースが途中で終わってしまうのは縁起が悪いのでゴールまでお話できたほうがいいですね。
 
次回以降の開催予定は下記の通りです。どのようなことを話すのかテーマを決めつけずに参加された方の興味が向く方向に話していけばよいと感じましたが、いちおうレースの流れをお話しながら、2月はトレーニングなどフィジカルなこと、3月は食料・装備のことを重視してお話しようと考えています。
 
■日程
2/11(土)
3/24(土)
これ以降も月1回開催される予定です。
 
■お申し込み先
日本スポーツ&ボディマイスター協会
http://www.body-meister.co.jp/
 
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プロフィール
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かばっち
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自己紹介:
なぜか砂漠にひかれサハラ・アタカマ・ゴビ・南極でおこなわれたレースに出場。これからも世界の絶景を見に行きたい。
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