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10時に上野山荘を出発。呼んでもらったタクシーに自分とれなっち、ひろっちの荷物を全て積むことができたため3人でウシュアイア空港へ行く。12時20分発のフライトで11時50分から搭乗で、小さな空港かつ国内線なのでチェックインさえしておけばすぐに乗れると思い、チェックインしてからカフェでのんびりする。11時20分にそろそろ荷物検査通過しておくかとカフェを出て2階の入口へ行くと混雑していた。しばらく並んで係員のいるところまで行き航空券を見せると「空港税を支払ってくるように」と戻される。1階に戻りアルゼンチン空港の窓口に行くと「空港税はここではない」と別の場所を指示され空港税の専用窓口があった。確かにチェックインのときに空港税の窓口の説明をされていた気がする・・・。ここでもしばらく並んで28ペソの空港税を支払い再び2階へ。荷物検査さらに大混雑している。もう搭乗開始時間直前だったため並んでいると間に合わない。そこで係員のところまで行きチケットを見せて「先に行かせてほしい」とお願いして割り込ませてもらう。ひろっちは13時すぎの飛行機でまだ余裕があるのでここでお別れ。
 
1時間25分のフライトであっという間にエル・カラファテに到着。飛行機から見た風景では街の周辺は乾燥した砂漠地帯のような感じでところどころに緑がある。大きな川の両側には木がたくさん生えて人が住んでいるようだ。大きな湖が見えたが青いような緑のような不思議な色をしていた。空港に降り立つと少し暑い。服はウシュアイア・南極対策で暖かいものを多く持っていてブエノスアイレスだけ夏の服装と思っていたが、カラファテとチャルテンもそれほど寒くないのかもしれない。
 
タクシーでミヤザトインへ。タクシー代は140ペソだったが下りるときに運転手さんに名前と連絡先を書いた用紙を渡された。帰りに同じ運転手さんを呼び、この用紙を出すと100ペソで空港まで行ってくれる。ミヤザトインは明るい茶色のきれいな建物。ペンションのような6部屋のホテルである。宿をやっているご夫婦の奥さん(エリザベスさん)が受付をしてくれた。明るく楽しい雰囲気の方だ。旦那さんが日系人(100%日本人?)で日本語が話せる。メールでやりとりしてチャルテンに行くバスのチケットとチャルテンの宿の予約までお願いしてしまっているので明日以降の動きについて確認。チャルテンから戻ってきたらまたミヤザトインに1泊するため、チャルテンに行くときは必要な荷物だけ持っていらない荷物は預かってくれる。明日行こうと思っているペリトモレノ氷河のツアーは「すぐにツアー会社の窓口に予約しに行った方がいい」とのことなのですぐに出かけることにする。人気があるため埋まってしまうことがあるらしい。街からの送迎付きのツアーに申し込むようにとアドバイスをもらう。出発するときに街の地図とおいしいパン屋の場所を教えてもらった。明日のツアーは昼食は自分で用意していく必要があるためパン屋で買っていくことにする。
 
メインストリートに向かう途中で寿司バー発見。「Sushi Bar 藤」と入口に書かれている。後で行ってみてもいいかもしれないな。ミヤザトインで教えてもらったツアー会社は「Hielo & Aventura」というところ。この会社は日本でどんなツアーがあるか調べたときにメモしておいた会社だ。中に入ると小さいがきれいなオフィス。単語を並べただけ英会話で「明日のペリトモレノ氷河のツアーに送迎付きで参加したい」と伝えると、ツアーの種類を簡単に説明してくれた。ミニトレッキングは氷河の上を1時間ほど歩き、ビッグアイスは5時間ほどトレッキングをする、それ以外に船でのクルーズもあるがこちらは氷河を近くから見るだけで歩かない。最初からミニトレッキングをすると決めていたため(ミヤザトインでもミニで十分と言われた)迷うことなくミニを申し込む。1人115ドル。ツアーのバスは宿の前まで迎えに来てくれる。
 
カラファテのメインストリート「サン・マルティン通り」を歩く。ウシュアイアもセントロのメインの道はこの名前だった(ブエノスアイレスにもある)。決まりがあるのだろうか。メインストリートにはきれいなお店が並ぶ。土産物のお店、アウトドアウェアのお店、飲食店が多い。そのほかスーパー(ウシュアイアにもあったLA)、銀行・両替、カジノなど。サン・マルティン通りから延びるいくつかの道には飲食店はあるが、そこから離れると一気に住宅地になってしまうという小さな観光の街だ。不思議なのはどの家もすごくきれいなこと。セントロから歩いて行ける範囲しか行っていないためか、塗装が剥げていたり壊れかけていたりする建物は見当たらない。しばらくセントロをぶらぶら歩いてからカフェでエンパナーダを食べて一休み。日差しは意外と暑くシャツ1枚で十分。歩き回っていると喉が渇く。
 
一度宿に戻り休憩して夕方再び出発。ウシュアイアから北上してきたため日が沈む時間は早くなるが、それでも21時過ぎまでは明るいし飲食店が活気付く時間帯は20~21時(一般的な夕食の時間)のため、18時ごろに夕方という感覚で出かけても実は現地感覚ではもう少し行動できる時間だ。宿からセントロと反対方向に10分ほど歩くとニメス湖に出る。街の住宅街から出ると風が強くなり寒い。ニメス湖は湖というよりも湿地帯という雰囲気。わずかな陸地に隔てられて巨大なアルヘンティーノ湖と隣接している。アルヘンティーノ湖のほうは今日飛行機から見た不思議な色の湖。しかし曇ってしまったためか近くに来たためか不思議な色には見えなかった。ニメス湖には遊歩道があり1周できるようになっている。入場料は35ペソ。しかし隔てるものが何もなく入らなくてもニメス湖を見渡せてしまうため中には入らなかった。
 
街の中に戻ると風もなく寒くない。ポプラがたくさん植えられているのだがこれが防風林の役割を果たしているように思う。夕食にしようとセントロに向かうがれなっちのお腹の調子が良くないので、キオスコで飲み物を買い、ミヤザトインで教えてもらったおいしいパン屋で明日のツアーに持って行く昼食のパンを買う。パンはどれもおいしそうだけど食事というよりは甘いパンが多くどれにするか悩んだ。宿に戻り夕食は南極レースの残りのアルファ米を消費する。
 
 
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自己紹介:
なぜか砂漠にひかれサハラ・アタカマ・ゴビ・南極でおこなわれたレースに出場。これからも世界の絶景を見に行きたい。
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