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7時30分、宮里インの前で写真を撮ってタクシーに乗り空港へ。飛行機は定時出発。
 
ブエノスアイレスも予定通り。アエロパルケに到着。上野山荘ブエノス別館の予約をしたときにライオンマークのシャトルバスがお勧めと連絡をもらっていたがレミースに住所を見せて一発で宿の前まで行くことにした。2人なので頭割りすればバスに比べてそれほど高いわけでもないし、安全はお金で買うのだ。10分ほど待ってレミースの運転手さん登場。空港の外の車に一緒に歩いて行く。普通のタクシーに並んでいる人もたくさんいるので「空港タクシーでも問題ないんじゃないかなー」とも思う。ブエノスアイレスでは街中で流しているタクシーはまずおかしなことにはならないとも聞いたけど空港だとどうなのかな。
 
アエロパルケから4~5kmくらいか?上野山荘ブエノスアイレス別館に到着。「上野山荘」という名前は、もともとのウシュアイアでの名前であり、ブエノスアイレスでは山ではなくセントロのとても便利なところにある。築100年のアパートの3階が宿になっていてレトロなエレベータで上がる。このエレベータは2重になっている扉を手でカラカラと開けて金属のかごのようなものに乗り込んで行き先の階のボタンを押すと動き出す。普通のエレベータと違いスムーズな加減速ではなくボタンを押すと急に動き目的の階に着くとガクッと止まる。扉をきちんと閉めないとボタンを押しても動かないため降りたら必ずしっかり扉を閉めないと次に使う人が乗り込めない。これと同じようなエレベータをエジプトのベニス細川家ホテルの建物でも見たことがあった。エジプトで見たエレベータは壊れて使われなくなっていたので動いているものに乗れて嬉しい。気温は30度くらいだが宿は風通しが良く蒸し暑い感じはしない。バルコニーも広く解放的で、これから3日間の滞在が楽しみになってくる。
 
宿の隣の建物に中華系のスーパーがあると聞き昼食を買いに行く。中華のお惣菜が100グラム3.8ペソで好きなものを選んでパックに盛り付け重さを量ってもらって金額のシールを貼ってもらう。それをレジに持っていって買うようになっていた。もちろんお惣菜以外にもいろいろなものが売られている。久しぶりの中華はとてもおいしかった。都会に来てピザ・パスタ・肉(あとエンパナーダ)のローテーションから解放された。
 
ブエノスアイレスの行動予定は特に決めていなかったが、宿に滞在している人が見所を解説してくれることになった。アルゼンチンに住んで仕事をしていてブエノスアイレスに用事があるときに上野山荘に滞在しているとのこと。観光ガイドのようなきめ細かい情報とお勧めスポットを教えてもらいブエノスアイレスでのだいたいの行動予定は決まった。ブエノスアイレスは治安が悪いと聞いていて少しびびっていたけれど、注意ポイントを押さえておけば危険ではないらしい。
 
さっそく散策に出発。スリに狙われないようにザックは持たずに手ぶら。地図とコンパスと少しの現金とコンパクトデジカメを持つ。とりあえず街の雰囲気をざっと見れればよいので早足で歩き信号は地元の人と一緒に無視。観光客だと思って舐められないように(笑)写真撮影も素早く取り出して早撃ち。まずは街の様子を知って、のんびり観光したければ後からまた来ればいい。
 
サンタフェ通り→7月9日通り→オベリスコ→5月広場(大統領府)→フロリダ通り→サン・マルティン広場→サンタフェ通りと一周する。所要時間1時間40分ほど(かなり駆け足)。街は交通量多く信号の変わるタイミングや車が走ってくる方向がよくわからないことがあり地元の人の動きを観察しながら歩く。オベリスコを中心に大きな通りが作られているためいろいろな場所からオベリスコを見ることができた。

町並みは南米のパリと言われるだけあって「町並みがきれいなところ」と教えてもらった場所はパリに似ているかもと思った。大統領府は一部工事中で工事の足場が組まれていてちょっと残念。フロリダ通りは観光客向けショッピング街と聞いていたが、新宿あたりを歩いているのとあまり変わらないか?あまり楽しそうに思えなかった。サンマルティン広場は一見日当たり良くのどかで明るい雰囲気だがスリが多いと言われる場所。むしろこっちが盗むぞくらいの態度で堂々と歩き回る。
 
少々疲れたので一度宿に戻る。給水してから「世界で2番目に美しい本屋」(ランキングがあるらしい)と言われる本屋に行こうと思っていたが、明日の午前中元気な時に行くことにして今日の行動は終了。2時間ほど昼寝をして20時30分ごろから夕食に出かける。夕食は日中に見所について解説してもらったときに教えてもらったピザ・パスタ屋。昼に中華でローテーションから解放されたと喜んだのだが、早くもピザ・パスタローテーションに戻ってしまった。しかしおいしかった。都会の味はやっぱり洗練されているのかな。
 
夕食を終えて宿に戻ると、南極レース前にウシュアイアの上野山荘で出会っていた人に再会した。しばし南極レースのお話などに華が咲く。とても嬉しい再会だった。共同スペースでPCで行動記録を書いていると隣のテーブルで南極に行くべきか悩んでいるグループがいる。「先日南極に行ってきたので写真ありますよ」と写真を見せると「あー、やっぱり行くしかない」と、とても気に入った様子。すぐにもウシュアイアに飛んでチケットの手配をするそうで、こういうバックパッカーの行動力には本当に感心する。
 
しばらく泊まっていた宿泊者で明日出発する人が多いらしく(ある者は次の目的地へ、ある者は帰国へ)夜遅くまで起きて話をしている人が多い。夜2時ごろ就寝。
 
 
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なぜか砂漠にひかれサハラ・アタカマ・ゴビ・南極でおこなわれたレースに出場。これからも世界の絶景を見に行きたい。
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