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夜のキャンプは6633の強風を想定して、まずシェルターの中にもぐりこんで中でポールの組み立てとシェルターの立ち上げをおこなう。最初はマットなしで寝れるか、そのままシュラフに入る。シュラフの中にシュラフカバーを入れて自分の汗がなるべくシュラフに移らないようにする(凍ってしまうので)。去年のレースのとき準備時間を惜しんで、マイナス20度くらいで膨らませていないエアマットの上にシュラフを出して寝たら、しっかり4時間眠れてしまったので。シュラフ自体は十分に暖かいが地面に強く接している背中が冷たくて眠れない。1時間ほど粘ってからサーマレストZ-Lite SOLを敷いて寝た。今回は本番マットもこれで行くつもりだが去年までのエアマットも持っていったほうが安心。

3時間ちょっと眠って目を覚ますとシェルターが雪で外から押されて狭くなってきている。片付けをして入り口を開けると雪の壁になっていた。オーバーグローブをしたまま片付け完了。

雪がたくさん積もったので、もう一度ソリ練。少し吹雪いているためウェアの調整で軽く2回停止。ソリの抵抗も大きくなった。スピードは約40分で2km。時速3kmとなり実際はウェアを調整したら当分動けるため、このタイム測定条件はかなりきびしめだが、時速3kmは完走できるペースを下回っている。

一度キャンプに戻ってから雪の中でタイヤを外す作業をおこなう。ちょっと部品や工具を置いたり落としたりすると見失うので部品の予備は必要だと思った。雪がしっかり積もった状態ではタイヤがないほうが抵抗にならず気持ち楽になった気がする。それでも圧雪にタイヤよりはだいぶ大変なのでレース中に雪が降るかどうかで難易度が変わってきそう。現時点ではしっかり積もってしまったら完走できないと思う。

■気づいた点
(1)ソリは基本的にはタイヤを外さないほうがいいと思う
(2)タイヤを外したときに、タイヤ、工具、部品(ネジの予備購入)をまとめて入れておく袋を用意する
(3)ソリを外さずに使いたい荷物を入れる20リットルザックを背負ったが、体の前でソリのハーネスのストラップとまざってぐちゃぐちゃしてしまう。大きなウェストバッグを検討してもいいかもしれない。ウェストバッグの負担は腰ではなくソリのシャフトで受け止めてくれるので。
(4)ソリ積載用のバッグにしているダッフルバッグのサイズ圧縮用のベルトがぶらぶらして地面に引きずっていることがある。現地への運搬時以外不要なので結束バンドでまとめる。

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なぜか砂漠にひかれサハラ・アタカマ・ゴビ・南極でおこなわれたレースに出場。これからも世界の絶景を見に行きたい。
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