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4日間アドベンチャーレースX-adventureに出場したが2日目夜のトレッキングのナビで失敗してリタイアした。レース全体レポートは後ですることにして失敗の一点だけを書き残しておく。
北東(地図の右上)から鳥甲山に登り山頂からCP14にどのように行くかというのが戦略の分かれ目になる。南西の藪の尾根を下るか、登山道を使って東側に大きく遠回りしていくかの判断になる。ブリーフィング時に決めたチームの戦略は基本的には尾根を下る、状況によっては登山道利用も考えるということで予定ルートを黄色の蛍光ペンで記入した。
山頂直前でトップのチームに追いつき迷わず藪の尾根を下ることを選択した。最初からすごい藪だったが、樹林帯まで降りれば尾根の上は歩きやすいことが多いので経験的に問題なしと判断していた。夜で気象条件は雨、雲だか霧だかでライトで遠くを照らすと真っ白にしか見えない。藪の高さも2~3mあるため視界は非常に狭い。下り始めは尾根がはっきりしないため少し下ってから南西向きの尾根に入る。しかし尾根っぽい雰囲気の場所を見つけても下ると西を向いてしまう。方向が北にずれているので南へ南へと猛烈な藪の中をトラバースしながら尾根を探すが体力を消耗するばかり。寒さと体力低下で危険な状態になりつつあったため本部と連絡を取りGPSを使用してリタイア。山頂に登り返して登山道で下山した。ちなみにこの尾根を降りることができたチームは1チームもいない。
そして帰宅後の後片付け中に地図が出てきたのだが、あの猛烈な藪に跳ね返されてもなお藪の尾根が一番いいルートに見える。問題なのはルート選択ではなく目指す尾根に乗れなかったこと。少し振り返ってみただけで明確に問題点があった。
(1)コントロールは山頂から北西の立ち木にある
北東(地図の右上)から鳥甲山に登り山頂からCP14にどのように行くかというのが戦略の分かれ目になる。南西の藪の尾根を下るか、登山道を使って東側に大きく遠回りしていくかの判断になる。ブリーフィング時に決めたチームの戦略は基本的には尾根を下る、状況によっては登山道利用も考えるということで予定ルートを黄色の蛍光ペンで記入した。
山頂直前でトップのチームに追いつき迷わず藪の尾根を下ることを選択した。最初からすごい藪だったが、樹林帯まで降りれば尾根の上は歩きやすいことが多いので経験的に問題なしと判断していた。夜で気象条件は雨、雲だか霧だかでライトで遠くを照らすと真っ白にしか見えない。藪の高さも2~3mあるため視界は非常に狭い。下り始めは尾根がはっきりしないため少し下ってから南西向きの尾根に入る。しかし尾根っぽい雰囲気の場所を見つけても下ると西を向いてしまう。方向が北にずれているので南へ南へと猛烈な藪の中をトラバースしながら尾根を探すが体力を消耗するばかり。寒さと体力低下で危険な状態になりつつあったため本部と連絡を取りGPSを使用してリタイア。山頂に登り返して登山道で下山した。ちなみにこの尾根を降りることができたチームは1チームもいない。
そして帰宅後の後片付け中に地図が出てきたのだが、あの猛烈な藪に跳ね返されてもなお藪の尾根が一番いいルートに見える。問題なのはルート選択ではなく目指す尾根に乗れなかったこと。少し振り返ってみただけで明確に問題点があった。
(1)コントロールは山頂から北西の立ち木にある
ブリーフィングでコントロールは山頂から見て北西の立ち木にあると説明があったのに、山頂からの下りで南西に進路を取るときに山頂に立たず南西にコンパスを合わせて下山開始したこと。しかもよく思い出すとコントロールの右側を通って下山開始している。そのためにかなり北側に流されてしまい。いくらトラバースしても南西向きの尾根を見つけることができなかった。最初のわずかなずれが大きなミスにつながった。
(2)視界が効かないことへの対策
(2)視界が効かないことへの対策
夜+悪天候で尾根を目視で探すことができない。山頂の西側の斜面には大きな特徴がないが、南側は急斜面か崖に近い状態になっているため、行きたい方向よりも南にずらして進路を取るべきだった。急斜面に出たら右へ迂回していけば目標の尾根に入っていくことができる。
荷物を片付けている途中にちょっと地図を見ただけで思いつくようなことがレース中にできていないとは・・・。ありきたりだけど普通のことをどんな状況でも落ち着いてやるということが大切なんだなと思った。トップに追いついちゃったというのもミスの伏線になっていた気がする。
荷物を片付けている途中にちょっと地図を見ただけで思いつくようなことがレース中にできていないとは・・・。ありきたりだけど普通のことをどんな状況でも落ち着いてやるということが大切なんだなと思った。トップに追いついちゃったというのもミスの伏線になっていた気がする。
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