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午前中はロープウェイで標高3800mのエギューイ・デュ・ミディへ、午後は登山鉄道でモンタンベールへ行く。8時過ぎにロープウェイ乗り場に行くとエギューイ・デュ・ミディへは3歳未満の子供は連れて行くことができないとのことで、れなっちと空っちは留守番にしてもらう。2日間のマルチパスを購入したので明日は自分が子守で留守番にしてれなっちに観光してもらえばいいだろう。
ロープウェイはすごいスピードで登って行く。山は超急斜面で水平距離は大したことないが垂直方向の移動が大きい。標高1000mのシャモニーから1本目を上がって標高2300mでロープウェイ乗り換え。2本目のロープウェイで標高3800mまで上がる。シャモニーから山を見上げたときには見えている山の先端の先に2本目のロープウェイがあってさらに奥があると思いこんでいたが、見えていた山の先端が標高3800mだった。直線距離だとほんとに近い。ぐるっと見て回って、帰りは標高2300mのロープウェイ駅で外に出て山小屋でコーヒー。ここは散策路、登山道が合流していてロープウェイで上がってから下りのトレッキングをする人も多そうだった。ちなみに標高3800mの山頂からはトレッキングは不可能でガイドさんを付けてロープ・アイゼン・ピッケル利用で登山に行くことはできるようだった。
気温に関しては、朝のシャモニーは肌寒いくらい。半袖短パンで出かけたらロープウェイ乗ってすぐに寒くなりジャケットを着る。標高3800mでは気温は0度くらいだと思うが直射日光があると暖かい。それでも周りは氷だらけなのでみんな長袖長ズボンで薄手のダウンを着ているくらい。レインウェアまでは着こまずに観光できた。でも少しでも日が陰ったら寒かったと思う。
午後はれなっち・空っちをピックアップして登山電車で標高2000mのモンタンベールへ。シャモニー駅で電車に乗るときにれなっちが転んで膝から流血した。モンタンベール駅で係員の人に治療してもらった。モンタンベールでは少しトレイルを歩いてもいいと思っていたがれなっちが転んで脚が痛いし、自分も疲れてきたので展望台から景色を眺めるだけ。とんがった山が連なっていてパタゴニアに似ていると思った。
シャモニーに戻って夕食はみんなでチーズフォンデュを食べに行くと話していたが自分はあまり食欲がないので、スーパーでカップメンとお菓子とジュースを買って部屋で食べることにした。何か具合が悪くて食欲がないというのではなく、1日の半分は寝ていてろくに動いていないのと、外食がなぜかあまりおいしく感じなくて物価が高いので、外で食べたいテンションにならない。食べたいと思わないのにお腹を満たすためだけに(そもそもあまり空腹感がない)高額の食事をするのはもったいないので。
スーパーに売っていたカップラーメン4種類買って、すきやき味のカップメンとドリトスを夕食にしたがこれで十分だった。みんなが夕食から帰ってくる前に眠ってしない(眠るつもりはなかったのだが)朝まで爆睡。半日寝ている怠惰な生活から抜け出せない。2日後には強制的に過酷な生活が始まりますが。
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