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今年も浜マラソンに出場。参加者は少ないながらも、2年続けて優勝していて今回は3連覇がかかっている。とはいえ、目標レースというわけでもないので(基本はお楽しみ)リラックス。2週間前にUTMF(トレイル156km)があったのでエントリー時点では「まともに走れないんじゃないかな」と思っていたがUTMFは見事に内臓系の不調でつぶれたので(完走はしたけど)脚のダメージは少なく、それなら浜マラソンでストレス解消!という2年前の信越トレイルをリタイアした翌週の浜マラソンと同じパターン(笑)
マニアックなレースだが今回は500人ほどエントリーがあったと聞いていたので、さすがに今回は勝つのは厳しいかと思っていたら現地で受付をしてみるとメインの40kmの部は80人ほどのエントリーしかなく(出走は50人!?)大部分は20kmと10kmの部の人だった。普通の大会はメイン部門が圧倒的多数だけど砂浜で40kmというと二の足を踏む人が多いようだ。
今回はコースが変わって10kmを4周する。去年まであった強制歩き区間(車道は走るの禁止)がなくなった。20km通過時に1度給水できる。(自分のボトルなどに補給する)適当に準備してスタートラインへ。おしゃべりしながらスタートを待つ。スタート直後はゆっくりペースで進む、40km、20km、10kmの選手が入り乱れているためうかつに前について行くとオーバーペースになってしまう。ただゼッケンは前にしか付けていないため後ろから見ていても前に40kmの部の人が何人くらい行っているのかわからない。そのため折り返しで40kmの部の青ゼッケンを数えて先頭との差、何番手くらいにいるのかを確認する。優勝目標の自分にとっては何番手よりも先頭との差のほうが重要。
最初の20kmは他の部門の選手も多くいるので前には出ずに先頭との差だけ確認しつつ広報待機。自分は後半もあまりペースが落ちないタイプなので、ある程度の差(1kmくらい)なら後半だけで十分追いつけると予想していた。先頭が思ったよりも速く、しかも自分よりも前に10人以上いたので前半を完全に抑えてというわけにもいかず2周目(20kmまで)でじわじわ順位を上げておく。それにしても先頭の2人が明らかに速い。中間地点以前ですでに後半追いつけるのか?という疑問が。
20km手前でボトルに残った水を飲み、残りを頭からかけて「さて給水」と思ったら給水所が開設されていない!
たしか20km(スタート地点)で給水できるはず。大会スタッフに聞いても、その場にいる人は誰も把握していなかったので20km、10kmの人がゴールしてスポーツドリンクをもらっている場所にあった水をボトル補給して再スタート。1分半ほどのタイムロス。先頭に後半だけで追いつけるのか?という状況でこれは痛い。しかし前の選手も同じ状況だったはず。
中間点過ぎたので追撃開始(といっても後からラップ確認したら少しずつタイム落ちていた)。北側から風が強く吹いているので周回の前半は風を受けて暑くはないけど向かい風。後半は無風状態で走るのは楽だけど暑いという感じ。北向きのときは力を入れすぎないようにしかしストライドが小さくならないように意識。南向きのときは力を入れて脚を伸ばしてスピードを上げる意識。3周目は順位変動はなかったが、後ろの集団は大きく引き離しつぶれなければ3位以内は確定な感じになった。3位以内に入賞すればひとまず副賞「ちばアクアラインマラソン招待」の抽選対象になるので最低ラインは確保(笑)
30km手前の折り返しでは前との差は詰まっていたが、1位の人の脚の運びがあまりに軽快で残り10kmであれに追いつくのは無理という感じだった。しかし2位の人は序盤は先頭に出ることもあったものの重たそうな走りでまもなく追いつけそう。
最後の1周に入って少ししたところで2位の選手に追いつく。自分もかなり疲れていたが中途半端な抜かし方して並走や後ろに着かれると大変なのでペースを上げて一気に抜き去る。今まで浜マラソンではお楽しみなのですれ違う選手と声掛け合いながら走っていたが今回はあまり反応している余裕なし。それでも多くの人が「がんばれー!」と声をかけてくれた。残り6kmとなる折り返しでは1位とさらに差が付いていて順位は決まったなという感じ。あとは3位から逃げ切るために走るという状況になった。もう前に追いつくのは不可能と思いつつも前に意識を持っていないと後ろから追いつかれる怖さがあるのでとにかく前へ!
残り1kmとなる最後の折り返しの手前、向こうからやってくる1位の選手歩いている!それでももう無理だけど少しでもタイム差を小さくしてゴールしようと加速(したつもり)。最後の折り返しで振り返ると、もう安全圏ではあるけど3位の選手もそんなに離れていない位置を走っていた。そのまま無事にゴール!タイムは3時間10分34秒。砂浜40kmという意味ではなかなかのハイペースであった。最後まで前を追いかけていたから今までの浜マラソンよりもずっときつかったけどがんばった分タイムにはしっかり出たな。
表彰式の入賞者の一言で1位の人は地元のライフセイバーだということを知った。なんでライフセイバーがこんな脚力を持っているのか意味がわからん(しかしそういう意味では自分もシステムエンジニアだw)。その後、twitterで「ライフセイバーに負けました」と書いたら「その人はトレイルランナ-でバスクのサポート選手では?」という情報が多数。そうだったのかー、ならば負けても仕方ないかという気にもなるし、むしろ5分程度の差で済んだのはよくがんばったほうかも。ちなみに3位の選手は自分の3分後、それからゴールを少し見ている間にも続々とゴールしていたので去年までよりも明らかに速い人が多くなっているなと感じた。
そして翌日。副賞「ちばアクアラインマラソン招待」の抽選に当選との連絡をいただいた。よーし予定通り(笑)そしてやっぱり優勝の人は完全に格上の人でした・・・。でも、胃が気持ち悪くなる前にゴールできるレースならオレもけっこう速いよね(笑)
■大会HP(公式結果)
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Re:お疲れ様でした
DNSは残念でしたね。今回のタイム短縮はコースが変わったからです。特に大きいのは「強制歩き区間がなくなった」こと。去年までは車が通る道がコースに含まれていて、その区間は走るのが禁止で速歩きだったのです。ただ歩ける区間がなくなったのでちょっときつかったです。