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10月上旬におこなわれたサハラレースの打ち上げ飲み会がおこなわれました。私は出場していませんが、おもしろい話が聞けるのではないかと思い参加してきました。砂漠レース経験者と未経験者半分くらいずつ。30人くらい参加していたか?自己紹介でもおかしな話がどんどん飛び出す。
今回出場した中には来年エントリーしようと思っていたら「来年出るというなら今年だってできないわけがない」と言われて出場してしまった人。震災に遭って「人間なんかいつどうなるかわからない。やりたいことはすぐにやるべき」と出場した人。来年3月のアタカマにエントリーしようとしている人はエントリー費を作るために車を売ったという。自分もアタカマ・ゴビに出て南極の出場権を得るために会社辞めましたが・・・。
そんな話が次々と出て来るので、砂漠レースはまだ考えられないけど話が聞きたいとやってきた人は「自分は100kmのウルトラマラソンを走ったことがあるだけですが」とか「ちょっとフルマラソンを・・・」とかなぜか申し訳なさそう(全然そんなことはないです)。そんな中で「私は刺激に飢えているんです。刺激難民です」というツワモノも数名(笑)
こういう人達はレースだけでなくて普段の生活(仕事)も前向きで努力家。常に何かに挑戦している。自分はちょっとだけ他の人より速く走れるから目標にされたりもしているけど、それ以外の部分では全くの未熟者だと痛感する。自分が砂漠レースをやるようになって得た一番価値あるものは、人生を全力で楽しんでいる人達と出会えたことだと思う。
南極レースまでやったら次は何を目指すのですか?ということも聞かれたが、現時点ではまったくわからない。自分はトップアスリートというタイプではないし、自然に自分がやりたいと思ったことをやるだけだろうと思う。何かにチャレンジするということだけは間違いないかな。すでに刺激難民なので(笑)
今日ちょっといいかもしれないと思ったのは「砂漠レースのチームの部で優勝を狙う」ということ。荒井くんが自己紹介でその先の目標について話したこと。これはおもしろい試みだし十分可能性はある。自分はサハラレースを完走していない(2009年リタイア)が「完走」という記録だけを取りにもう一度エジプトに行って同じようなことをやっても1回目の時よりは確実に得るものは少なくなる。ならば違う形でのチャレンジにすれば新しい経験を得つつ「完走&4Deserts制覇」も手に入れられるのではないかと思った。