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【1】分水嶺トレイルの部
4時すぎに韮崎インターを出たところのローソンでポーリンと待ち合わせ。韮崎駅にポーリンの車を置いて私の車でみずがき山荘に行く。6時に登山開始。瑞牆山への登り始めになる富士見平小屋には金峰山のほうからしか行ったことがなかったため近くまで車で行けるところなのかと思っていたが、みずがき山荘からそこそこしっかり登った。天気はどんよりと曇っていて景色は期待できない。登っていると蒸し暑くびっしょりと汗をかく。今日は10時間は動くことになるためあまり汗をかくと水切れにならないか心配。がっつり登る登山はすっかりご無沙汰なので、ポーリンのペースだが呼吸は苦しく、筋力的にもゆとりがあるとは言いがたい。

 

瑞牆山山頂に8時に到着。下のほうでは今にも雨が降り出しそうだったが途中から雲の上に出て山頂は快晴だった。八ヶ岳、南アルプス、富士山が雲海の上に浮かび上がっていて素晴らしい。高度感がすごい。瑞牆山の山頂は初めてで今回の山のハイライト。山頂のすぐそばは過去の分水嶺トレイルの出場で2回通過しているが、2回とも日没直前だったので山頂を踏まずに先を急いでいた。ようやく山頂の景色を見たいという希望がかなった。ここから野辺山までは地図読みが必要な区間で過去2回の経験では夜だったりしてかなり長いと感じていたが、今回は昼間なので現在地も簡単に把握できるし距離も短く感じた。



野辺山(しし岩)へはみずがき山荘からちょうど10時間。16時に到着した。一休みした後のしし岩から野辺山駅までのロードはポーリンがかなりきつそうだったが、ぎりぎりで電車が行ってしまったりするとたまにしか電車が来ないためがんばって走る。よいトレーニングにもなるし。野辺山駅に到着して電車の時刻を見ると次の電車まで8分。それを逃すと1時間30分後という絶妙な時間だった。



ポーリンは今年は分水嶺トレイル(奥多摩~野辺山)にソロで出場するが、コースは今日の3倍はあるので(所要時間は4倍以上か?)すでに「なんでエントリーしちゃったんだろう」と言っていた。

【2】GPSトラッキングフィールドテストの部
今年の夏のTJAR(日本海~太平洋)に私のGPSトラッキング表示システムを使うことになり機能追加をおこなったためフィールドテストをおこなった。長距離レースでは1選手1端末ではレース終了まで電池が持たないため、1人の選手に複数台の端末を紐付けシステム上では1端末として扱う。

<テスト結果>
↓トラッキング結果
http://gps.arcticsoft.jp/gmap.php?e=20160608&h=0&maptype=cj4

区間1:韮崎~みずがき山荘(車)+みずがき山荘~瑞牆山山頂
→GPS端末5号機のログ

区間2:瑞牆山山頂~野辺山(しし岩)
→GPS端末4号機と3号機を並行稼動。電波状況が悪いためどちらか通信できれば合成されてよいログが残るはず。

区間3:野辺山(しし岩)~野辺山駅+野辺山駅~韮崎(電車)
→GPS端末2号機のログ

これら4台の端末のログが履歴表示でも最新表示でも合成結果が表示されればOK。最新表示にバグがあり帰宅後修正。実用的なよい機能になったと思う。

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自己紹介:
なぜか砂漠にひかれサハラ・アタカマ・ゴビ・南極でおこなわれたレースに出場。これからも世界の絶景を見に行きたい。
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