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夏のイベント「親不知から松本に行こうぜ!2019」のレポートを作成しました。
かなり詳細に出来事・考えていたことを記録しています。
http://www.adventure-runner.com/report/20190810/01.html

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標高770mから2967mまで登る日本三大急登の一つに行ってきた。とにかく長くて山頂まで6時間もかかってしまった。松本に住んでいたときによく行った北アルプスは3~4時間あれば稜線に出れるからすごい違いだ。このコースを日帰りで行くのは普通の登山者には難易度が高いらしく(ランナーのみなさんなら普通に日帰りでしょうけど)平日ということもありコース上で出会った(見かけた)人は達人ばかりでした。ぱっと見で山を歩きなれていることがわかるし変な?オーラが出ている(気がする)。

 

1人目:白いおじさん(白い恋人的な感じw。遠くから見た感じ何色かで判別)
脚の運びがスッスッとスムーズなので後ろについてみた。登山靴にデイバッグ。笑っちゃうくらい動作がスムーズ。自分は足元がドタバタしているのがよくわかる。ペースも速くおじさんを追いかけていたら同行者のポーリンとやまちゃんを後方に置いてきてしまった。そのくらい速い。おじさんが休憩中に前に出たが、補給食中にまた先行されてしまった。こちらが山頂まであと1時間かかるくらいのところで下山する白いおじさんとすれ違いその後会うことはなかった。

2人目:緑のお兄さん
序盤で見かけて速いなと感じたが基本的にはこちらが先行。休憩のタイミングで前後する感じ。中身の少ない巨大ザック(70リットル程度)にランニングシューズという不思議な装備。帰りに温泉で会ったら、電車で長坂まで来て登山口まで10km歩き、テントで仮眠してから山頂まで往復したという。仮眠用のテントを駐車場にデポしたので中身の少ない巨大ザックということになったらしい。



3人目:テンション高いお姉さん(一般的におばさんと言って差し支えないかと)
3日に一度は山に登っているという。甲府で生花を教えているとか。明日は富士山に登るんだー!と言っていました。黒戸尾根日帰りした翌日に富士山登山とかよくわかりません。貧血だからゆっくりと言っていましたがけっきょく下りの後半までたびたび一緒になりました。

4人目:白いおじいさん(60~70歳くらい?)
下りの中盤でぶち抜かれる。手がかりロープもない急なはしごを、手ではしごをつかむことなくトレイルを歩いているかのようにスタスタ降りてきた。装備はイオンでカゴに入って売られていそうなスニーカーとデイバッグ。ウェアは作業着(ワークマンな感じ)。登り返しでおじいさんに追いつこうとハアハアするも登りの間に追いつかず。下りを走ってもなかなか追いつかず「おじいさん走っているのか?」と疑い始めたころやっと追いついた。終盤走りやすいトレイルを標高差800mくらい爆走したが、駐車場で「疲れたねー」と立ち話している間に、おじいさんが「お疲れさーん」と涼しい顔で下山。


達人の装備はスーパーで買えるもので十分なようです。自分たちとは異なるコミュニティにすごい人はいくらでもいると思いました。特に白いおじさんはTJARとかトルデジアンとかやれるのではないかと思いました。

黒戸尾根ヤバイ

 

ユーコンで使うシューズをようやくこれだというものに決めたので実際に長時間走り・歩きをしてきた。箱根湯本を20時15分出発。当然最初からヘッドライトを使う。今回のウェアはすべてユーコンに持って行くもの。箱根程度の冷え込みで寒く感じるようでは話にならないのだが、ユーコンで使うウェアリングのアンダーウェアのみで問題なし。休憩時には2枚目を着たが、そのまま動き始めると暑くなるというよい結果が得られた。シューズもミッドカットで厚い靴下の重ね履きに備えて28.5cmのものでも問題なく走ることもできた。

■ウェア(全部パタゴニアでした)
CAPILENE 4 EXPEDITION WEIGHT ZIP-NECK
CAPILENE 4 EXPEDITION WEIGHT BOTTOMS
ALPINE GUIDE PANTS

■シューズ
バッドロックミッド アウトドライ 28.5cm

今回の箱根ナイトのコースは、箱根湯本~明星ヶ岳~明神ヶ岳~金時山~湖尻峠~箱根峠~浅間山~箱根湯本で約50km。走ることにはこだわらず歩き主体にする。これは今までは強化するために短めでも負荷の高い練習をしてきたが、体力測定にした防府マラソンが終わったので、残りの期間は強化した力を小出しに使うことに感覚を慣らす。気温は箱根の山の上にしては高めか。ずっと0℃前後だった。午前3時半ごろ湖尻峠の手前で他のトレラングループに出会ったのが楽しかった。後半は眠くて意識がもうろうとなり2回15分ほどの睡眠をとり箱根湯本フィニッシュは10時すぎ。14時間もかかってしまった。

眠いのを我慢して動き続けるのは好きではないけど、夜から朝に景色が移り変わっていくのを眺めるのは最高だ。次は年明けにユーコンでこの時間帯の行動をすることになるので楽しみ。
  

シュウちゃん、ノゾミと3人でトレラン。コースは武蔵五日市〜醍醐丸〜陣場〜北高尾〜高尾駅。休憩除き約6時間、距離はルートラボに投稿されたものを参考につなぎ合わせて32kmくらい(実際はコース曲がりくねっているためもう少しあるような?)。ハセツネと高尾のキツイところ取りでとても疲れた。きつい傾斜のアップダウンがたくさん続くトレイルというか登山道。レベルのそろったメンバーでいいペースで動き続けられたので集中力持ちました。

途中で道がわからなくなっているトレランの人に会いました。スマホの画像でコース図を持ってはいましたが初見のルートをスマホ画像で行くとは恐るべし(迷っていたけど)。体力はかなりありそうだったので何とかなるでしょう。

今日は本当は40~50km走りたかったので醍醐丸~浅間峠往復を付け加えたいと思っていたが、それやったらたぶんきつすぎて苦行にしかならない。多少苦しむのも練習のうちだけど。苦しい部分はあっても途中には気持ちよく走れるところや景色のいいところを交えたコースを作りたいものだ。このコース修業にはなるけどもう一度やりたいとは思えなかった。前半が激アップダウンだから後半は気持ちよく走れる南高尾に行くのがいいかなと思う。

ひとまず来週末OMMまでは厳しい練習はお休みで疲労を抜き体を整える期間にする。OMMが終わったらもう一度追い込んで防府マラソン、さらにはユーコンへつなげていく。



もともと今日に予定されていたディバズのちょびっとロングが常磐線運休のため中止になったので、一人ちょびっとロング高尾してきた。高尾山口駅からスタートしようと思い、京王線で高尾山口まで行ったが渋谷駅ハチ公口のように混雑していてロッカーもいっぱいで荷物を置けなかったため走って1駅戻り高尾駅のロッカーに荷物を入れて走った。

このところ疲れが溜まっているのであまりがんばらず。先日買ったウルトラスパイア アルファを試してみた。背負ってる感じがなく軽くて、がんばらなくてもいつもより登り速かったかもしれない。

高尾駅〜裏高尾〜景信山〜大垂水峠〜南高尾〜高尾駅で4時間36分。手軽で楽しい山だと思う。今年1月にDIVASの下見として走ったときは、そこそこ真面目に走って約5時間かかったので、荷物の少なさもあって速かったのかなと思った。

■10/27(月)
14時30分に自宅出発。なぜか眠くて休み休み車を走らせ夜に那須岳山麓の沼原池に到着。広い駐車場とトイレがありここを野営地とする。広い駐車場には他に車はなくトイレは電気がついている。トイレの近くに車を停めて、車とトイレの間で作業することにする。今日の野営のテーマはユーコンで使うために買った初めてのガソリンバーナーの使い方を覚えることと、ファイアスターター(マグネシウムマッチ)で火をつけること。風が強く雪が舞っているため手袋をしたままの作業。本番を思えば悪条件で練習できるのはいいことだ。(ユーコンと比べたら超好条件だけど)最初は説明書と見比べながら恐る恐る火をつけていたが、ラーメンを作り、途中で風で火が消えたり、お茶を温めたりして何度も着火しているうちに作業手順を身に着けることができた。

次に就寝。モンベルのドームシェルターを張る。就寝時の装備は11月末のレースOMMで使う予定のもので。ペグを持ってこなかったので(現地でも使わないし)自分が中に入らないと少し荷物を放り込んでおいたくらいではシェルターが風で飛んで行ってしまう。最初はマットなしで寝てみたがやはり寒い。マットはしっかりしたほうがいい。気温は3~4℃くらいだった。マットを使い予定しているウェアを着こむと寒くはなくなった。ただ少し眠っても足先の冷えで目が覚めるので、ユーコン向けに発注してある(まだ届いていない)ダウンのテントシューズがあるとよいかもしれない。

■10/28(火)

7時ごろシュラフから出て装備を車の中に片付ける。寒さと強風の中で一晩寝ただけでなんだか疲れてしまった。ユーコンどうしよう(笑)天気は悪いが朝食を食べて仕方なく山に出発。沼原池~南月山~牛ヶ首~沼原池と控えめなループ。風が強いので稜線にそんなに長くいられないだろうと考えた。南月山折り返しもありかなという感じで。稜線は何もかも凍りついていて他に登山者はいなかったが、こういう環境だからこその不思議で素敵な景色。カメラを車に置いてきてしまったのでiPhoneで写真を撮るが時々服の中に入れて温めないと使えなくなってしまう。4時間程度の軽いトレッキングで終了。すっかり疲れてしまったので、もう一日テント泊するのも嫌だし一番の目的のガソリンバーナーとファイアスターターはマスターしたので「もう帰るか?」と思ったが、ここまで来たらきちんと那須岳に登りたいので黒磯のビジネスホテルでゆっくり休んで態勢を整えることにした。

■10/29(水)

気持ち良く眠って出発7時と出遅れる。まず車で那須ロープウェイ手前の大丸温泉駐車場まで行く。少し車で周辺を走りつつ、今日のスタート・ゴールをどうするか考えてから大丸温泉駐車場に車を置く。9時30分ごろスタート。駐車場からトレイルに入り途中でロードに出てロードで北湯まで行くのだが、ロードに出ずにトレイルを走りすぎて下り過ぎてしまった。間違えに気が付いた時点でただ折り返すのもつまらないので少し下って別のトレイルで登り返した。北湯から中の大倉尾根を登り三本槍岳を目指す。今日は晴れていて景色が素晴らしいが風は強く登山者はいない。

もうすぐ稜線というところでおばさん1人に出会った。おばさんは風が強すぎるからここから下りるとのこと。自分はもう少し進んでみることにする。稜線に出るとすごい風で姿勢を低くしないとまっすぐ進めない。それでも少し進むと登山道の両側がハイマツになり風が遮られて歩きやすくなった。朝日岳と三本槍岳の分岐にザックが置いてあって人の姿はなかった。きっと三本槍岳にピストンするのに重いものを置いて行ったのだろう(この天気なら人はほぼ来ないし)。三本槍岳の手前でザックの持ち主と思われるおじさんに出会った。このあたりは昨日降った雪がハイマツに凍りついていて樹氷のようになっていてきれい。


三本槍岳で折り返し朝日岳へ。途中からハイマツがなくなり強風にあおられるようになった。一部木道の場所では風に吹かれて木道から落ちた。朝日岳を過ぎ峰の茶屋避難小屋まで来るといよいよ風が強くなり強いときにはその場に停止して風が弱くなる瞬間を待つような感じになった。峰の茶屋避難小屋には2人の登山者がいた。予定では目の前の茶臼岳を越えて高雄口登山道を降りようと思っていたが、峰の茶屋避難小屋から那須ロープウェイ(大丸温泉方面)に降りていくエスケープルートもある。ここで降りるか進むか考えていると2人の登山者が茶臼岳方面へ出発。行けるのかな?と眺めていたら少し登ったところから引き返してきた。

自分もちょっとだけ茶臼岳方面に行ってみるかと行ってみると危険を感じることなく登っていけてしまった。予定通りに茶臼岳を越えて昨日反対側からやってきた牛ヶ首から高雄口登山道を降りる。これで那須連山制覇!なんとかヘッドライトを出さずに17時前に下山完了。那須湯本温泉で鹿の湯に入り夕食を済ませてから19時ごろ那須出発。帰りはスムーズに21時過ぎに帰宅。那須って(混まなければ)近いんだなと思った。すごくいいところだったし、また遊びに行きたい(空いているときに)。
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なぜか砂漠にひかれサハラ・アタカマ・ゴビ・南極でおこなわれたレースに出場。これからも世界の絶景を見に行きたい。
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