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20111207.jpg今日は10月に発売された「密着!アタカマ砂漠マラソン」のDVDの記念イベントとして企画したアタカマ・クロッシング報告会をおこないました。講演者は前回6月の報告会と同じ、私、荒井くん、メイ(岡部さん)、佐藤くんです。一般参加者19名の皆様を迎えての会になりました。

第一部は「アタカマのお気に入りの写真1枚」について講演者1人1人の思い出話。私はフィニッシュ後の番組制作スタッフの皆様も含めて全員で撮った写真。選手として走った仲間だけではなく、撮影スタッフのみなさんも一緒に走った仲間だと思っているので、撮影スタッフのみなさんとのエピソードをお話しました。荒井くんはテントメイトとの1枚。いろいろな人が参加していること、レース後にも交流が続いていることを話してくれました。メイも自分のレーススタイルから始まり後半はテントメイトとのエピソードへ。荒井くん、メイは英語ができるので人間関係が濃く、私と違う切り口でお話できるのでいいですね。お二人の話は私もとても興味深いです。佐藤くんはオーバーナイトステージから選手についてフィニッシュまで走ってしまった野良犬の話。佐藤くんは動物好きですね。エジプトにはネコがたくさんいたけどアタカマには犬がたくさんいたと、言われてみれば確かにそのとおり(笑)

第二部はアタカマのその後。私はゴビ砂漠のレースのことをお話しました。ゴビ砂漠の環境・風景についての概要。それから以前の砂漠レースで会った人達との再会について。最後にmieさんが作成した「砂漠ランナーから被災地への応援メッセージ」のYouTube動画を流しました(下記にリンク貼りました)。次に荒井くんのエジプトのレースについて概要をお話してもらいました。

第一部・第二部以外の時間(以外の時間のほうが長いですが)は番組制作スタッフの方に作っていただいた講演者4名の映像を本人の解説付きで上映しました。発売されたDVDと違い編集をしていないので走りながら撮影しているスタッフの激しい息遣いが入っていたりして撮影の大変さが伝わったのではないでしょうか?その他撮影スタッフとの何気ない言葉のやりとりも面白かったと思います。

ご参加したいただいた皆さんに楽しかったと言葉を頂き講演者もとても楽しくできました。砂漠がくれた人のつながりと楽しい時間に感謝します。素敵な夜をありがとう!またこういう楽しいイベントを企画したいなあ。

(いちばんおもしろかった話)
メイがレース中にエネルギー切れになりかかっていたときに、上位選手が落して行ったと思われる(他に落とす人なんていないけど)ひろったエネルギージェルを食べて復活したこと。砂漠でひろったジェル(笑)
 

 
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20110604.jpgアタカマ・クロッシングの報告会を開催しました。たくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございます。

レポート
http://www.adventure-runner.com/special/2011/0604/p1.html
20110428.jpg先週のアタカマ出場者打ち上げ(お食事会)に続き、撮影スタッフの皆様とのアタカマ打ち上げがおこなわれました。

自分たち選手は撮影隊の皆様のご苦労のほんの一部分しか見ていないわけですが、それでも大変なご尽力で番組が作成されたことは、ひしひしと感じていて、レース中もコース上でカメラを構えて待っているのを見るとちょっと元気が出たりもしたので大変感謝しています。撮影隊も、もはや共に砂漠を越えた仲間です。

砂漠レースの魅力はレースそのものだけでなく一緒にレースに立ち向かったメンバーが大切な友人になることだと思います。レースの準備やレースが終わった後の仲間とのつながりもレースの一部なのです。そういう仲間たちと今後の夢や目標を語りながら過ごす時間は最高でした。

自分は次は6月のゴビ砂漠を予定していて、当初のゴビの位置付けは南極ステージの出場権を得るためだけで完走すればよしという考えだったのですが(準備期間が短すぎるので)、まわりからはそれ以上の物を期待されているように感じました。期待されること自体は嬉しいこと。プレッシャーもありますが、なるべく期待に応えられるようにがんばってみようという気持ちが高まってきました。やるか!
松村プロが先日のアタカマ報告会&テレビ観賞会の様子を映像にしてくれました。いつのまにか撮影していてさくっと作ってしまうところがすごいです。
IMG_0042_2.jpgすでにアタカマではなくなってきていますが・・・。
今日はチリの商工会議所向けにお願いされていたアタカマクロッシングのレポートを作成して送りました。読者はチリ在住の日本人とのことです。

なぜチリにレポートを送ることになったのか書こうと思います。

今回のレースにNHK番組制作スタッフが取材に入っていましたが、通訳としてフィオレラさんというペルー人の方が同行していました。レースが終わった後、サンチャゴに滞在している間にチリ在住の日本人の方がレースのお疲れ様会をしてくれることになったのですが、そこに通訳のフィオレラさんの妹さんのシルヴァーナさんとラウラさんが来ていたのです。3姉妹は子供時代は日本に長く住んでいたので日本語が普通にできます。シルヴァーナさんが商工会議所に勤めていて会報にアタカマクロッシングのことを掲載したいということで、レースお疲れ様会に参加した私と佐藤くんと荒井くんがレポートを書くことになりました。とても不思議な縁で地球の反対側にお友達ができたのでした。

おまけですが、翌日の夜、私と佐藤くんで日本料理屋で晩御飯を食べていると隣の席にフィオレラさんとシルバーナさんとラウラさんが食事に来ていました!3人揃っているのは非常に珍しいそうです。
アタカマ・クロッシングのレースレポートを書きました。ちょこちょこバージョンアップは入ると思いますが。
http://www.adventure-runner.com/desert/atacama/report/html/20110302.html
しっかり書きたいエピソードなのですが、他人の家の事情なので仮名で軽く書きます(笑)

2012年の南極レースに出場することを望んでいるrunoahさん。これまで4Desertsシリーズのエジプト・ゴビを完走し、今回のアタカマを完走すれば残るは南極だけで完全制覇になります。そんなrunoahさんの最大の壁は奥さま。お子さん3人いて毎年のように砂漠レースに行かせてもらっているのだから、すでに十分すぎるくらいだと思うのですが、runoahさんはやはり南極にも行きたいと考えていました。しかし南極だけは費用の問題が大きいのかどうしても許可をもらえていませんでした。

レース最終日。runoahさんは見事完走し、ゴールで取材スタッフの取材を受けました(NHK番組になるやつ)。取材スタッフの方がうるうるしながらインタビューしてくるので「なんでそんなに感動してるんだ?」と思ったそうです。runoahさん「彼、泣いてたよ、はっはっは!」とか笑ってましたよ!その答えはホテルにありました。ホテルで部屋のカギをもらうとカギと一緒にFAXがついてきました。runoahさんの奥さまからrunoahさん宛ての手紙でした。「レースよくがんばりました」というメッセージと、なんと「南極行ってよし」と許可もらえていました。これを仕掛けるために取材スタッフが力添えしてくれていたんですね。runoahさんはFAXを「俺の宝物だ」とみんなに見せていました。

runoah家のいい話でした。(けっこうしっかり書いたな・・・)

アタカマ・クロッシング2011のランナーでMVPを1人挙げるとしたら下の彼

dog1.jpgdog2.jpg







ステージ4のゴールのキャンプ地に現れた彼は選手の晩御飯の残りをもらってまわっていました。翌日73.6kmのオーバーナイトステージ。彼は選手と一緒に出発!コースディレクターがExtream Defficult(超難しい)と評したセクション1の15kmを選手と一緒に走り、なんと3位でCP1に到着。

次に私が彼を見たのはオーバーナイトのゴールのキャンプサイト。翌日9時に彼はやってきました。見事に制限時間内にオーバーナイトステージをクリア!すぐにスタッフが水を持ってきて飲ませます。スタッフえらい(笑)彼は途中のCPでも水をもらっているところを目撃されていて、ちゃんと完走したようです。

その後はわかりませんが、噂によると最終ステージも完走してサン・ペドロ・デ・アタカマにゴールしたとか?おそらく犬初の快挙だったと思われます。

イースター島でトレイルランニングに出かけました。

コースはハンガ・ロア村からアフ・アキビのモアイまで舗装路半分・オフロード半分くらい走り、アフ・アキビのモアイから山の西側斜面の車・バイク進入禁止の道を登って標高506mのテレバカ山の山頂を目指します。山頂から方向を変えて南側斜面を下り舗装路に出たら西に向かって走りハンガ・ロア村へ。総距離30km程度。

イースター島に来てトレランしている観光客って珍しいだろうなあ。しかし景色もいいし走れるトレイルなので気持ちがいいです。

0319_1.JPG0319_2.JPG0319_3.JPG




 

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自己紹介:
なぜか砂漠にひかれサハラ・アタカマ・ゴビ・南極でおこなわれたレースに出場。これからも世界の絶景を見に行きたい。
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