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ボカ地区のカミニートへ。12時ごろ出かける。宿を出るときに「今日はボカに行ってきます」と言うと「どうか気をつけて」と言われる。そんなに危険なのかよ・・・。サンタフェ通りに出て昨日とは逆方向に歩き152番のバスを探す。152番のバスは昨日行ったパレルモとボカを結ぶ観光客にとって便利な路線だ。今日行くボカは周辺に治安の悪い場所があり要注意と聞いていたため実は行く予定にしていなかった。しかし昨日の夜に宿主イツコさんから借りた本の著者一番のお勧めが「ボカ地区カミニート」だったことと、宿にいた旅人がカミニートのレストランで食事をするとタンゴのショーが観れると聞いたため注意して行くことにした。今夜はタンゴショーのチケットを買って観に行くか?とも考えていたのでカミニートで食事のついでに見れてしまえばお金もかからず都合がよい。もちろんきちんと観に行くタンゴはまた別物だろうけど「どうしても観たい」というわけでもないので。
 
152番のバスに乗りボカ地区へ向かう。地図を見て現在地と照合しながらボカへ近づく。だんだんバスの乗客は少なくなっていき間もなく到着とバスを見回すと自分とれなっち2人しか乗ってない(笑)バスは車庫みたいな建物の前で止まる。バスを降りると観光地とは思えない殺風景な風景。とりあえず海沿いの道は安全と聞いていたため目の前にある海沿いの歩道へ。すると300mほど先に観光地っぽい場所が見える。いくつかのバスはカミニートの入口まで行くようでバス停もあったが152番は少し手前までしか行かない。カミニートはそこだけ別世界のような賑わいで「あ、全然平気じゃん」と拍子抜け(危険な気配は微塵もなし、ただ普通レベルには注意)。ただし周辺の治安は特に悪いので観光客で賑わっている通りからは外れないように。
 
観光っぽい通りは中心から伸びる3本の道。それぞれ100mくらいかな。1本は両側にレストランが立ち並ぶ。レストランの前には小さいステージがありタンゴを踊っていたり、楽器を演奏したり、歌を歌ったりしている。どのお店を選んでも目の前でショーを見ることができる。お店に入らずに歩いているだけでも見れるけど食事するくらいで目の前でしっかり見れるなら食事していったほうがいい。1本はお土産物屋が並ぶ。いくつかお店を覗いてみたがやっぱりどうしてもこれを買いたいというものはない。あちこち旅に行っているうちに目が肥えてしまったのかな。もう1本は絵描きさんが絵を売っている静かな通り。絵が好きな人はいいかもしれない。「絵の写真は撮らないで」と張り紙あり。街はマラドーナの故郷らしくところどころにマラドーナの人形が飾ってあったりする。
 
今日は朝食を食べずに出てきたのでお腹も空きレストランへ。いろいろな客引きに声をかけられたが厳選したというわけでもなく何となくタイミングの合うときに声をかけてきたお店へ。ステージの正面の席に案内された。ここならがっつりショーを見れるぞ。ショーはダンサー(男女ペア)が5~10分ごとに入れ替わりながら常に何かしらおこなわれている状態。衣装も踊りもさまざまですぐには飽きない。1つの踊りの合間にダンサーがサービス精神を発揮してお客さんにステージに上がらないかと声をかけたりするのだがステージの正面で見ている自分とれなっちは格好の標的になる。しかし踊りどころか会話(英語)もままならないのにステージに上げられては大変なので必死に抵抗(笑)ダンサー4組くらい見たかな。ローテーションが1巡してダンサーも休憩のような感じになり食事も済んだので帰ることにする。お会計を待っている間にダンサーに写真撮るかと声をかけられたのでステージに上がって一緒に記念撮影。
 
お会計はピザ(35ペソくらい)、エンパナーダ×1(10ペソ)、グレープフルーツジュース×1(25ペソくらい)、ビール大で160ペソの会計が来て支払ってしまったけど、少ししてから「おかしくないか?」と気がつく。内訳を確認していなかったけど2倍近く支払ってチップ15ペソまで渡している。お店も忙しくて何を注文されたのか曖昧になっている雰囲気あったし、ぼったくられたわけではないと思うけど確認をおこたったのは旅人としては大きなミス。まあショーは楽しかったし数十ペソくらい余分に払ってなおお得感はあったけれど。ボカ地区は他に歩き回る場所もないし(治安悪いみたいだし)時間は短いけれど十分に満足したため再び152番のバスに乗って帰る。バスの降り場がよくわからないのでサン・マルティン広場で降車の扉が開いた時に他の乗客と一緒に降りてしまって10分ほど歩いて16時に宿へ帰宅。18時まで昼寝する。
 
夕食は「入り船」という和食のお店。日本人が経営しているお店で店員さんも日本語でOKだった。ひさびさの純和風なメニューでどれにしようか悩む。カラファテの寿司バーも和食だけど手に入りにくい食材の代わりにアボガドとかちょっと創作系だったので完璧な和風はこの旅行で初めて。もうすぐ帰国ですが・・・。親子丼と天ぷらも食べたい!と思ったが天ぷらは思いとどまる。やってきた親子丼はボリュームあり、それだけで十分お腹いっぱいになる。天ぷらやめておいてよかった。

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食事の後は夜景撮影をしに7月9日通りへ夜の散歩。ブエノスアイレスに来てからはいかにも観光客という姿を避けて一眼レフカメラは持ち歩いていなかったが、注意していれば危険は感じないし、夜景を綺麗に撮るならやっぱり一眼レフカメラのほうがよいのでブエノスアイレスでの初の一眼レフカメラ撮影。ブエノスアイレス最後の夜、この旅の最後の夜をゆっくりと味わった。帰りたくないなあ・・・。
 

 
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なぜか砂漠にひかれサハラ・アタカマ・ゴビ・南極でおこなわれたレースに出場。これからも世界の絶景を見に行きたい。
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